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カテゴリ:舞台・映画・テレビ感想記
今日は劇団四季の『オペラ座の怪人』を観劇してきました。
すご~く、良かったです これから、めちゃくちゃネタバレ日記を書きますので 聞きたくな~いという方は読まないでくださいね 今日は1:30開演1回公演だったので 観劇の前にわたしと友達の3人でランチしました。 劇団四季劇場はビルの7階にあって このビルにはレストランがたくさん入ってて わたし達は5階のレストランに入りました。 お料理は・・・ 前菜 空豆入りクリームパスタ ヒレ牛肉ベーコン添え デザートケーキ3種・紅茶 とっても美味しかったです いよいよ7階の四季劇場に! わたしは四季の舞台を観るのは生まれて初めて! 劇場に行くだけでもワクワクします。 この大阪梅田にある四季劇場は最近できて、 前の公演、『マンマミーア』がこけら落としでした。 この『オペラ座の怪人』は新劇場になって2作目ですね。 今朝、オペラグラスを持っていこうと思い探したけど いっこうに見当たらな~い 観劇がしばらくないと、こうもどうでもよくなるとは・・・ なので、今日は劇場で借りました オペラ探さなきゃ!! 劇場の中に入ると舞台上に薄暗いカーテンがいっぱい掛けてあってグレイ一色という感じです。 会場の照明が全部消え、真っ暗になると舞台中央壇上にひとりの男性。 オークションの始まりです。 おおーーーーー!まったく映画『オペラ座の怪人』そのまま! それはあたりまえです。舞台のほうが先なので。 オークション場面の下手には年老いたラウル子爵(鈴木涼太さん) 舞台中央の大きい物体にかけられた覆いが ファントム・ジ・オペラの曲と共にはがされ、そこにはあの名高いシャンデリアが! シャンデリアは上に上がると共に各席の方までせり出し、そのまま客席頭上に消えていった。 舞台はハンニバルの舞台稽古の場面、ここから時代がさかのぼりお話が始まる。 キャストをご紹介すると、今日の怪人ファントムは佐野正幸さん。クリスティーヌに苫田亜沙子さん。ラウル子爵に鈴木涼太さんでした。それぞれの役に5,6人キャストがいて、日によって変わります。 ストーリーはもうご存知の方も多いと思いますが、ガストン・ルルーの小説の『オペラ座の怪人』を舞台化したもので、作曲家のアンドリュー・ロイド=ウェバーの曲が本当に素晴らしくて、もう天才としか言いようがないですね! 舞台展開もこの『オペラ座の怪人』のために作ったのではないかと思うほど 舞台装置が凄くて、オペラ座の地下に続く大きな斜め階段や クリスティーヌを地下のファントムのアジトに船で連れて行くときに キャンドルが次々とスモークの中から現れるところなどは 映画さながら、舞台でも充分その雰囲気が味わえ感動ものでした。 ファントム役の佐野正幸さんはすごいです!! こんなに耳に心地よい歌を歌われる男性は初めてかも また、とても難しい歌を完璧に歌い上げ、 DVDが削れるほど映画を見尽くしたわたしですが、本当に素晴らしいです。 クリスティーヌ役の苫田亜沙子さんは透き通るような高音で、佐野さんとのデュエットの声質とても合ってて酔いましたね~ お衣裳も凝ってましたね~ 特にマスカレードの場面のお衣裳はひとつひとつオペラで凝視したほど 細部まで凝ったお衣裳でした。 一番目を引いたのは、からだの右半分がタキシードの男性の服で左半分がドレスの女性のお衣裳というとても面白い衣裳でしたよ。 わたしも一度舞台衣裳を作ってみたいです!! 舞台の小道具も何ひとつ見逃すまいと、オペラでしきりに観ていました。 中でもクリスティーヌが父親のお墓場面で、お墓の門扉の中央にドクロのレリーフがついてたのが特に気に入りました。 わたしの一番好きな場面は最後のファントムを捕まえようとクリスティーヌを囮にしてお芝居をする「ドン・ファンの勝利」の場面。 ここの“Tha Point of No Return” のファントムとクリスティーヌの掛け合いが情熱的で大好き! ファントムが心のままにすがるように歌うのがいいですね~ 映画とは少し場面構成が違ってましたが、お二人の歌唱力で充分すぎるほど迫力がありました。 追い詰められたありのままの醜い顔のファントム。 仮面をはがしたら、ジェラルド・バトラーとそっくりだった! ファントムの顔の創りは時代と共に変わってるんでしょうね~ 今回はホントに映画をそのまま現実に観てる感じがしました。 最後、クリスティーヌの愛の証のファントムへのキス。。。 そして、ふたりを地下から逃がしてやり、ひとり猿のオルゴールに悲しさを歌うところは涙があふれ止まらなかったです(やっぱり泣くな!ここは!) アンコールの拍手が鳴り止まず、5回ほど続き、最後はわたしもスタンディングオベーションで拍手をおくりました。 客席で観ていると、映画の客席の主演者になったような錯覚をも感じたこの四季劇場全体がオペラ座のようにも思えて、 この演劇の空間の何とも言えない世界引き込まれたひとときでした。 初めての観劇、四季公演「オペラ座の怪人」本当に観に行って良かったです。 「オペラ座の怪人」のプログラムです シャンデリアと舞台正面のポストカードです 舞台の周りの彫刻がすごいでしょう! 記念にファントムのバックプリントが入ったTシャツを買いました ソフトバッグに入ってましたよ。 今日観た席は1階21列目後ろから2番目のセンターでしたが、とても良く観えましたよ。 劇場は思ったよりはそんなに大きくはなかったです。 宝塚大劇場が大きいんですよね~ これは凄いネタバレなんですが、1部の最後にファントムが釣ってあるシャンデリアの中央に乗って登場します!すごいですよ~! これを目の前でご覧になりたい方は、2階の前が最高です! 2階の高さでシャンデリアが止まりますので。 こんなに長くなってしまって・・・最後まで読んでくださった皆さまありがとうございました。 絶対価値があると思うので、劇団四季の『オペラ座の怪人』を是非観劇してみてくださ~い! 当初、公演は8月までとなっていましたが、11月まで延長が決まりました! 劇団四季のHPはこちらから お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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