恐ろしすぎる治療法の世界史を読んだ
恐ろしすぎる治療法の世界史: こんなに痛いなら死んだ方がマシ?!/東茂由恐ろしすぎる治療法の世界史 こんなに痛いなら死んだ方がマシ?! (KAWADE夢文庫) [ 東 茂由 ]楽天で購入あらすじ穴をあける、刺す、焼く、抜く……古代~近代のギョッとする治療法を紹介。想像を絶する「乱暴療治」に震え上がる!(Amazon書籍紹介から)感想切り取る、えぐり出す、血を抜く、引っこ抜く、塗る·刺す·焼く...但し麻酔なしでって現代人の感覚では完全に拷問なのよ日本の戦国時代、腹の傷から出血する場合は馬糞を水で煮立てて飲むと腹に血が溜まらないってのはどういう原理なのかね。下痢を起こさせて腸内の血を排出...?他にも検梅や日本初の帝王切開とか興味深い話がたくさん避妊法六術の忍術のような名前の避妊法とか面白い。跳躍流しの術とか女性が「な が れ た ま え」って言いながらジャンプするのはシュール過ぎるって。しかも酢や塩で腟内を洗浄するとか拷問..検梅は女性にとって屈辱的な検査だった裸にされたのかもしれないし、足を強引に開かれまさぐられたのかもしれない恥ずかしさから死を選んだ人もいるとあったこの検梅が女性を守るためとかそういうのじゃなくて、横浜に駐屯していたイギリス軍のためというからなんともいえない気持ちになるいや、大事なんだけどね...相手に梅毒移しちゃマズイしこの手の本を読み切ってだいたい思うのはこの時代に生まれてなくてよかったってことですね東茂由著河出書房新社 2021/3/12出版978-4309485614