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カテゴリ:ユミコ
世の中には胎内記憶を話す子がいるそうです。 更には、それ以前の話をする子もいるとか。 この前本屋で立ち読みしました。 自分には羽根が生えてた。神様がいて空の上にいた。とか。 そんな子達に「どうしてママの所に生まれてきたの」と聞くと ママがかわいかったから。神様に言われた。 ずっとママが結婚するのを待ってた。とかなんとか。 自分で決めて来たっていうのが多かったです。 いろいろエピソードがあっておもしろい。 信じますか?
私は少し信じます。
私は子供が嫌いでした。だからハルキを授かった時、嬉しさより、 戸惑いと不安の気持ちが強かった。妊娠中もずっとそうだった。 産まれた時は感動より、終わったという達成感。 育児は責任感と使命感で、楽しさは二の次だった。 それでも、成長していくのは嬉しかったし、 笑うようになってからはかわいいと思うことが増えていった。 でもやっぱり束縛感は消えなかった。
あっというまに流れていく時間。 それは1歳6か月健診。 ハルキの体に、生まれつきの異常があることが判明した。 それは自然には治らない。場合によっては手術が必要と。 見えないところで全然気が付かなかった。 すごくショックで落ち込んだ。こんなものを背負わせて申し訳ないと思った。 ずっと、ず~っとハルキの事を考えて、みつめてた。 頭の中がハルキでいっぱいになった時、 やっとハルキの存在がとてつもなく愛しいものだと気が付いた。 心からかわいいと思った。 ・・・・・遅い、遅すぎる。情けない・・・・ そして思った。あ~~~ハルキは身をもって私に教えてくれたのか。 ハルキが教えてくれたのは命の尊さだった。
毎日の生活の中で、かわいい、かわいいわが子ってわけには いかないときも多々ある。感情的に手を上げてしまうことも・・。 でも今はあの頃と違う。ゆるぎない愛情がここにあると感じられる。
そこで、私はハルキがもう少しお話しが上手になったら是非聞いてみたい。 「ハルキは何でママの所に来たの?」 そしたらハルキは答えるだろうか? 「ママには教えないといけない事があったから。」と。 ちょっと楽しみにしてるんです。
ハルキの異常は今は様子観察中。 命に関わることでもないし、日常生活に何の支障もないんです。 私にできること。病院につれて行く事。 手術するにせよ、しないにせよ、ハルキにとっていいように事が進むように しっかりフォローしたいと思ってます。
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最終更新日
2007年12月04日 11時32分39秒
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