テルマエロマエ
古代ローマ人が現代の日本の風呂にタイムスリップし、ローマの風呂に変革をもたらす。阿部寛らがローマ人の役に挑み、大ヒットして続編も作られた話題の奇想天外コメディ。シリーズ累計500万部を突破し、マンガ大賞2010&第14回手塚治虫文化賞短編賞をW受賞したヤマザキマリのベストセラーを、「のだめカンタービレ」の武内英樹監督が映画化。風呂好きの日本人の感性を刺激し、劇場公開時には幅広い層の観客を集めて予想外の大ヒットを記録。顔の濃いローマ人と顔の平たい日本人、まさに適材適所といえるキャスティングが見事だ。ローマ時代の言葉を日本語で吹き替えるという演出は「のだめ~」でも使われ、日本と古代ローマの“風呂”の違いを細かく比較した描き方も興味深い。 古代ローマの浴場設計技師ルシウスは、生真面目すぎる性格が時代の変化に合わず職を失ってしまう。落ち込む彼は友人に誘われて訪れた公衆浴場で突然、現代の日本の銭湯にタイムスリップする。そこで出会ったのは、漫画家志望の真実ら“平たい顔族(=日本人)”。日本の風呂文化に衝撃を受けたルシウスは古代ローマに戻り、そのアイデアを使って注目される。彼はタイムスリップを繰り返して浴場技師としての名声を得ていくが……。 2012年公開の日本映画。当時劇場で見ました。阿部寛の裸ばかり見てた記憶。奇想天外で面白い。素直に楽しめました。 ★★★★