2017/12/19(火)23:04
ごねあさんに教えてもらったミカンの遊びから
これは、手作りになるのかな? よくわからないけど、まあ作ったので・・・
ごねあさんが、へたのところが外しにくかったと書いていらっしゃったので、私は最初からズルをして、つまようじを差し込んで、実と皮を外してから脱がせました。
ミカンを持ち上げようとしている人間も、面白かったので、作ってみました。
もっといろいろあったけど、むいたら食べないといけませんから、二個でやめました。
で、せっかくなので、みかん人間に、ミカンパンツをはかせてみましたよ。
うーむ、ちょっとでかい・・・・
ま、いっかー。
さて、ここで、昔よくやっていた遊びをご紹介。
皮をむいたら、全部ではないけれど、白い綿を取りはずしてから、小さい黄色の粒を取り出して並べて遊んでいました。強く持つと潰れて黄色い汁が出てしまいます。
デジカメでアップで撮ると、こんな。
表面からみると、小さな円ですね。
綿を取ると、丸い粒が表皮に張り付いているのがわかります。これを潰さないように、慎重に取り外していくのは、スリルもちょびっとあって、楽しかった。
この油胞が小さくて多いものに、甘くて美味しいミカンが多いと言われているそうですが、取り外して遊ぶには、大き目の粒の方が簡単です。
この粒の中には、リモネン、ピネンなどの精油が含まれ、これは、一部の害虫を寄せ付けない働きがあるそうです。
人間にとっては、洗剤や消臭剤として利用できるので、ありがたいですね。
せっかくなので、久しぶりに実体顕微鏡を出して、接写!!
これは、皮の内側の白い綿。本当に綿のようです。
この綿を取り除いたら、丸い粒が見えます。あれ、粒の表面がぶつぶつしてますね。
ひと房の薄皮を剥いで、撮影
うーむ、くっついていて、よーわからん。
ばらしてみたら、
くっついていたときの形が残っています。
これの名前を調べようとしたら、この間Scotchケンさんに教えていただいた名前が出てきましたよ。
みかんの実の中の小袋を瓤嚢(じょうのう)といい、その中の一つは砂瓤(さじょう)または砂嚢(さのう)というそうです。
でも、砂嚢というと、鶏とかの砂肝、砂ずりのことを思い浮かべてしまいますね。なら、砂じょうと言った方が間違いが少ないのかしら。
でも、そういえば、「さのう」と書いたのを見たことがあるような。そうそう、「つぶ入りみかんジュース」などの原材料の中に書いてあったような。
やっぱり、砂嚢(さのう)の方が一般的なのでしょうかね。
なんて考えながら、むいたミカンを食べました。
おなかいっぱいです。