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しかたのない蜜

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2008年09月08日
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カテゴリ:小説
いつだって勇作は玲を守ってくれた。大きな翼のような愛でつつんでくれた。
 そう思い当たった時、自然と玲の唇は動いていた。



「先生、好きです。俺、先生のことが好きです――大好きです!」



 言い終えるや否や、待っていたとばかりに貫かれた。腰を強く両腕で抱かれ
て、引き寄せられる。

 一番深くつながったまま、かき回される。泣きじゃくりながらしがみつくと、勇作はそれ以上に強く抱き返してくれた。


「俺もお前が好きだ、玲。大好きだ。一生、そばにいてくれ。ずっと俺から離れ
るな――!」


「はい――はい、先生!」


 夢中でうなずきながら、自分からも勇作をもとめる。何度も突き落とされ、そ
のたびに熱い腕で受け止められる。いつしか玲は絶頂の中、無我夢中で叫んでいた。


「先生、大好きです、先生――!」



 叫ぶたびに、心の中につもっていた澱が取れていくようだった。やがて玲は勇
作の腕の中で深い眠りに落ちていった。



                              つづく


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最終更新日  2008年09月08日 23時51分37秒
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