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テーマ:防犯(382)
ストーカーの概念の発見は、 19世紀の精神医学者であるE.J.エスキュロールが 「狂気的な純愛を抱く者」 の類型をまとめたのがその最初といわれている。 当時、著名な女性(自分が近付きようもない相手)を 熱烈に恋慕する者が多く現れた。 エスキュロールはこれらの人々を明らかな倒錯者として、 「エロトマニア」 と名づけた。 このような古典的なタイプのエロトマニアは 現代にも見受けられるが、 いま最も多いエロトマニアは、 「雲の上の人」ではなく、 簡単に手が届きそうな一般市民をターゲットとするタイプ なのだそうだ。 現代の精神医学では、 今時の「エロトマニア」すなわち「ストーカー」は、 神経症と分裂症の境界線上にある「ボーダーライン人格障害」 に属するとされている。 (「属する」とされてはいるが、そのすべてがストーカーであるというわけではない) 「ボーダーライン人格障害」の定義を要約すると、 以下のような特徴があげられる。 ・自己陶酔と自己嫌悪の間で激しく揺れ動く それらを使用した「間接的人間関係」を構築することは出来るが、 生の人間関係が生まれるのを避け、自分の内部を侵略されることを恐れ、 人間関係に対するリアリティーとともに、 人間そのものに対するリアリティーをも見失ってしまう、 そのような人間が生まれる可能性が皆無であるとはいえない。 そしてそのような人間のなかで大きく成長した自己愛と自我防衛の意識が、 smoothな人間関係を妨げてしまう。 だからこそ彼らは自分の思い通りにならない人間に対し、 ふいに怒りや憎しみなどの感情を覚えたりもする。 (簡単に表現すれば、「キレる」) これだけが原因ではないが、このような人格もまた、 ストーカーを生み出す要因の一つかもしれない。 これは一つの見解に過ぎないが、 そういうことも考えられる、ということで、 手元の資料を参考に。警視庁では、こういうのをストーカーと定義するそうだ。 だが一方では「私ってこんなにモテるんですぅ~」という、 自慢話めいた通報も少なくないらしい。 *・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・* 楽天市場のお買得情報をナナメ読み!楽天市場トピックス・開催中イベント一覧 >> 各市場の週末セールもお見逃しなく♪ 5月5日は男の子が主役!子供の日特集三連休、お花見、G.Wの予定はっ? 見るだけでもお得!
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最終更新日
2005年03月21日 13時42分04秒
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