テーマ:寂寞の中で(1008)
カテゴリ:鈴さんちのドタバタ日記
ばば様が介護度2となり大げさに言えば24時間の介護となりました。
仕事に出かける時、行って来ますと声を掛けると 「あー どこに行くずら?」 仕事だよ 待っててね 「ふーん どこに行くずら??」 だから 仕事だって! 「ほぉーー どこに行くずら????」 こちらの話をうまく理解することが出来にくくなりました。 そのうえ普通の会話が成り立たない。 簡単に言えば段違い平行棒の会話 どこのお年寄りもそうであるようにばば様も同じようになりました。 よく痴呆やアルツハイマーを扱ったドラマと同じように 同じ事を何度も繰り返して言う、 自分の言った事も聞いたこともその瞬間に忘れる、 自分の思ったことが真実となりそれが正義となり 間違っていることを指摘しても理解出来ない。 話の具合では怒りだし、自分の言った言葉に余計にヒートアップする始末。 新しい事は全く理解も出来なければ記憶することが出来ない。 昼でも夜中でも階段の壁を叩いて声を掛ける。 一体どうしたのかと慌てて駆けつけると 「あ あんたが居ないと思って呼んでみた」 ふぅーー 足腰が段々と弱くなり2,3メートル歩くと立ち止まり一休み。 二人の生活なので私が完全介護は仕方がないと思うのですが 分かっていることなのに うーーーん ちょこっと私のストレスが溜まるようになりました。 そんな私に気を使ってくれて単身中赴任中のはえパパが 帰省した時に出来るだけ私の代わりにばば様の世話をしてくれたり、 義姉さんがよく家に来てくれてばば様の相手をしてくれたり、 先日のように一泊二日のお泊りを応援してくれたりしています。 とてもありがたいことです。 同じような環境にある人たちと話をすると必ず言われることは 「そろそろ ショートステイを始めて、ロングステイに。 そうしないと介護をする人がダメになっちゃう。 ほら あの人も あの人も ね みんなお嫁さんが倒れているでしょ。 施設に入所させることは悪いことじゃないから、家族の為でもあるから。 後ろ髪引かれる思いかもしれないけど誰も悪く言わないから」 そうなんだけど・・・・ 皆さん私の身体の事を気遣ってくれているのは分かるのですが、 なかなか出来ないのが現状です。 南伊豆伊勢海老の旅は本当に希少価値のある旅でした。 この後 こんな旅はもう出来ないかなって思います。 「そんな事を言っていたら何処にも行けないよー」 そう言って私に喝を入れてくれる皆さんに何も言えずに ん だよね・・・ はぁ ~ と溜息一つ まっ ばば様が元気ならそれで良し!! 寝込まれたらそれこそ仕事どころじゃなくなる。 まだまだ もう少し働きたいので元気でいて欲しい こんな素敵な旅をプレゼントしてくれたはえパパや義姉さんに 感謝して次にいつ行けるか分からない旅を夢見て頑張ろうーーー オーーーー お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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