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今日からイタリアも子供たちは冬休み。
先日は娘の学校でクリスマス学芸会が ありました。 最近はカトリックでない子供も少しいるので、 キリストや天使、聖母マリアなどのテーマ でないものが選ばれており、今年の歌は multietnico多民族風で大いに宜しい。 その学芸会の場所なんですが、イタリアの 学校というのは日本に比べて、施設が整って いない。 体育館がある学校は通常そこを使うのですが、 舞台なんてないので、急いで先生たちがどん帳用に カーテンを取り付けたりする訳です。 体育館がある学校はまだ良いほう。 先日の新聞によると、ローマのエスクリーノ地区で学校の 体育館が壊れかけているので、市に修理をお願いする 子供たちのデモがあったとか。 日本の学校の施設の良さがしみじみ。 こちらでは音楽室とか、化学実験室とか、 美術室とかほとんどないんですよ。 私たちが小学校に行っていた頃は、家庭という 科目があって、お裁縫とか、お料理とかした でしょう。 そんなのも、もちろんないの。 だから、美術とか、音楽とかは結構いい加減。 特に、音楽は中学でも笛が吹けない生徒もいる。 美術は、お国柄美術史を中学や高校でするのは いいけど、日本のように水彩とかもあまりしないようだし。 そこで、もっと勉強したいという子供たちは 学校の外で、お教室に行ったり、いい先生を 見つけて個人的に通ったりする訳。 わたしは教育ママでないほうなので、あまり 子供のお尻を叩いたりはしない。たまに 子供向けのワークショップが美術館で設けられて いると、そこに連れていったりするくらい。 ともかく、日本は塾通いで勉強が大変なことは 事実だけど、施設に関して恵まれていることは 間違いない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011.12.25 18:04:41
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