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ゆりんいたりあ日記

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ゆりんいたりあ

ゆりんいたりあ

2013.01.29
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カテゴリ:シネマ


懐かしい思いを抱きながら、20年ぶりくらいにこの映画を
観た。
懐かしいというのは、大学時代に仲の良かったゼミの友人
たちと新宿の映画館で観たのを思い出したからである。

さて、ご存知のように原作はイタリアが誇るウンベルト
エコーの同タイトルの本から来ている。


薔薇の名前(上)

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著者:ウンベルト・エーコ
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ウンベルト エコーは、イタリア北部のアレッサンドリア出身、
トリノ大学では神学大全で有名なトマス アクイナスについて
論文を書いていることからも知られるように、中世の大家である。
現在は、ボローニャ大学で教鞭を取っているが、著作も多い。

時代は教皇庁がアヴィニョンに行っていた時代。つまり1300年代
半ば。場所は、北イタリアのベネデイクト派修道会がある所らしい。
そこへ、フランチェスコ派修道士たちがやって来る訳だが、
ショーン コネリーが演じるのは、その修道士の中でも中世にしては
開けている視野をもつ修道士。
彼が連れているのは、シャーロック ホームズのワトスン役のような
修道士見習いの若者。

この修道院の中で次次と死体が見つかり、(小さな子供がいる方は
見せない方がいいかも)その謎をコネリーと見習いが解いていくと
いうもの。

話はそれだけでなく、異端裁判が行われたり、古くから修道院で
行われていた細密画の秘密が暴かれたりとさすがエコーらしく、
中世がよく描かれている。

昔観たけど忘れちゃったという方にも、観た事が無いという方にも
お勧めの映画。
原作も合わせて読むといいかもしれない。





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Last updated  2013.01.29 22:12:55
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