ゆりんいたりあ日記

さて、今回はクルーズのお仕事でローマの北80キロにある
チヴィタヴェッキアの港へ2日間。

前にもブログで取り上げた記憶があるのだけれど、もともと
古代ローマ時代トライアヌス帝が作らせた港が時代とともに
整備拡張されたりしながら現在に至るまで長く使われている
重要な港になる。
現在はローマに比較的近いため、イタリアで最も乗客数が多い
港になっている。

支倉常長一行がローマ法王に会うためにチヴィタヴェッキア
から南下したこともあり、日本の石巻市とは姉妹都市になって
いる。




クルーズが発着する港はもともとトライアヌス帝が作らせた
古代ローマ時代のものがもとになっていて、遺跡も湾内に見える
のだが、現在の港はローマ法王たちが整備した要塞や壁が
整備されながら使われている。


港のシンボル、ミケランジェロ要塞


港に入る人たちを迎えるサトウルヌスの噴水

街のはずれには支倉常長一行が帰国した後日本で殉教した
ことから日本人殉教者教会もある。

ローマの各主要駅からチヴィタヴェッキア或はピサ方面の
電車で約1時間ちょっとで来れる街。
チヴィタヴェッキア駅から港は徒歩15分くらい。

街中にある国立考古学博物館は小さいながら、付近で発見
された彫刻などが展示されていて興味深いし、入場料無料。