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ゆりんいたりあ日記

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ゆりんいたりあ

ゆりんいたりあ

2020.09.27
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カテゴリ:ファミリイ
明るいニュウスが少ない中、今年はその代り
ステイホームで、庭の花を見る時間が出来たり、
家の片付けが進んだり_?

今年8月、ウミガメが家からあまり遠くない海岸に
卵を産み付けた。
調べると、通常はイタリア中で数十か所の産み付けが
あるらしい。
今年は、イタリア中160か所で確認されているとか。
一番多いのは、シチリアの62か所、そしてカラブリア州
の58、カンパニア州の25、プーリア州の8.

私の住むラツイオ州では3か所が確認されたそう。

ウミガメは、世界中に昔は良くいたカメの種類で、
地中海にも沢山いたそうだが、現在は絶滅の危機にある
ため、保護されている。


ウミガメの説明看板。


卵の産み付けが確認されてから、その場所は柵で保護され、
ヴォランティアの人たちが夜も交替でチェックをしていた
とか。
カメの赤ちゃんが生まれるまでは、通常45日から60日
くらいかかるそう。
私も海に出かけるたびに、まだかなと見ていた。

そして、何とお天気が急に変わって通常なら海にも行かない
ような日の朝、試験の息子を駅に送り、その足で海岸の様子を
見に行ってみたら。
風のひどく強い海岸だった。

卵のある場所の中央に小さなくぼみができていた。
おや、じゃあ関係者に連絡しなければと思いながら、少し
砂浜を見ていた。

足元をチョコチョコ動くものがあり、良く見ると、ウミガメの
赤ちゃんが一生懸命に歩いていた。
ウミガメの巣からは7/8メートルくらい離れている。
風で飛ばされたのかもしれない。

海までは大体5/6メートルくらい。
方向を間違える訳でもなく、そうかと言ってまっ直線でも
ないけれど、確実に海に向って歩いている。
砂浜は凹凸があるので、たまにひっくり返ったりするが、
自分で起き上がり、しっかり歩いて、無事海に入って行った。


大きさは7/8センチくらい。


ふと砂浜を見ると、間隔をおいて、かなりのカメの赤ちゃん
がみんな海に入る直前だった。
その数は、10/15くらい。

良く砂浜を見ると、数数のカメの赤ちゃんが歩いた跡が
残っていた。後で関係者から聞いた話では、その数30は
超えるだろうという話だった。

巣の中には、90の卵が入っているそうで、その朝から
3日間にかけて赤ちゃんが生まれるはずだそう。

私の連絡ですぐに駆け付けて来てくれた関係者たちが、
その後、悪天候の海の水で巣がダメにならない
ように、大きな溝を掘ったり、夜間、動物が巣に入って
来ないように赤外線ランプを上につけたりしていた。

私が今回感動したのは、本当にたまたま寄った海岸で
ウミガメの赤ちゃんたちを見ることが出来たということ。
見たいなと思っていたから、とっても嬉しい。

ウミガメの赤ちゃんたち、元気に大きくなって、また
10年後、ここで会いましょう。

追記:
その後ウミガメの赤ちゃんを誰も見なかったため、関係者
が巣を開けたところ、68個の卵が開いていることが分かった。
私が赤ちゃんを見つける前の夜中にさっさと赤ちゃんたちは
巣立ちしていったということだった。
(予定よりも少し早目だったとか)
それにしても、目撃者が私だけだったなんて、驚き。





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Last updated  2020.10.02 20:21:00
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