.

初日から無事にｵｰﾛﾗを見ることができて
かなりﾊｲﾃﾝｼｮﾝだった私達でしたが、
長時間の移動と寒さと、さらにｵｰﾛﾗの2度目の
出現を明け方まで待ち続けていたこともあり、
ﾀﾞｰﾘﾝも私も、とにかくへろへろでした

翌日目が覚めたのは、
確かお昼過ぎくらいだったかなぁ･･･。
先に目を覚ましたﾀﾞｰﾘﾝが、すぐ隣で
「うわっ。外すごいよ」と言うので、
窓を見てみると、こんな綺麗な景色が。


前日、ﾛｯｼﾞに着いた時は真夜中だったので
外の景色が全く見えなかったんですが、
こんな景色が広がっているとは知らず、驚きました


雪ともみの木がどこまでも続いていて
写真では少し分かりにくいですが、
遠くの方には山も見えました

この景色を見てﾃﾝｼｮﾝの上がった私達は、
とにかく早く外に出たくて、
急いで着替え始めたんですが
たくさん着込まないといけないので
着替えるのにかなり時間がかかりました

下は、ﾕﾆｸﾛHEAT TECHのﾚｷﾞﾝｽ、
その上にﾃﾞﾆﾑ、そしてその上に
ﾕﾆｸﾛで買ったｳｨﾝﾄﾞﾌﾞﾚｰｶｰﾊﾟﾝﾂを履き、
上は、ﾕﾆｸﾛHEAT TECHを2枚、
薄手のﾀｰﾄﾙﾈｯｸ2枚、ﾆｯﾄの羽織1枚、
ﾀﾞｰﾘﾝに借りた大きめﾊﾟｰｶｰ1枚、
そしてｱﾊﾞｸﾛのﾀﾞｳﾝｼﾞｬｹｯﾄの計7着を着込みました。
（一番下に着ていたｷｬﾐｿｰﾙを入れると8着）
一度にこんなに大量の服を着たのは初めてでした
本当はここで、旅行の直前に日本で買った
例のﾏﾌﾗｰをするはずだったんですが･･･

実は、ここである事が発覚
日本を出発する前に、
Alaskaに持って行くために、と
ほっかいろを大量に買って行ったんです。
（貼るﾀｲﾌﾟ、普通のﾀｲﾌﾟ、そして靴下用の3種類）

着替えている時に、ほっかいろ貼らなきゃ･･
と思い、入れていたはずのｽｰﾂｹｰｽの
ﾎﾟｹｯﾄを探したんですが、見当たらず

日本からNew Yorkに着いた時、
ほっかいろは一度も出していないので
絶対に入っているはずなのに…ないんです

ﾀﾞｰﾘﾝが詰め直してくれたのかな、と思い
聞いてみたいけど「触ってないよ」と言うので
どこにやったんだろう･･考えていると
NYのﾀﾞｰﾘﾝ宅に着いて初めてｽｰﾂｹｰｽを開けた時に
ｽｰﾂｹｰｽの抜打ち検査をしましたという
お知らせの紙が入っていたのを思い出しました。

抜打ち検査をされたのは、初めてではなかったし、
検査に引っかかるようなものを入れている
つもりは全くなかったので、
その時は特に気にせずにいたんですが
きっと、その時に引っかかって
ごっそり持っていかれたんだ･･と気付きました
（今回のNew York&Alaskaの旅はなぜかﾄﾗﾌﾞﾙが続きます）

後で聞いた話によると、
ほっかいろはどうやら荷物検査で
引っかかることがあるみたいです。

防寒対策のために･･･と、
しっかり大量買いしておいたのに
かなりｼｮｯｸでしたが、仕方がないので
その分しっかり着込んで気合いで乗り切ることに


ﾀﾞｰﾘﾝもしっかり着込み、いざ出発


まずは、ﾛｯｼﾞの周りを散策
一番下の写真に写っているのが、
私達が泊まったﾛｯｼﾞです

この日の気温は、ﾏｲﾅｽ19℃
（ちなみに、11月のFairbanksの最高平均気温は、ﾏｲﾅｽ12℃）
外の空気は「寒い」というよりは
「痛い」という感覚でした。
服を着ている部分は大丈夫なんですが、
顔がすごく痛くて、頬が真っ赤になっていました。

実は、持って行ったAlaskaのｶﾞｲﾄﾞﾌﾞｯｸに
「深呼吸は肺を凍らせるので避ける」
と書いてありました
（「肺が凍る」って･･聞いただけで恐ろしい･･･。）

私達が行ったFairbanksなどの厳寒地域では、
厳冬期には絶対に屋外で走らないように、
と小学生に指導しているそうです



これは、ﾛｯｼﾞの近くに建っている、
ｵｰﾅｰさんの家とｵｰﾛﾗ鑑賞用の大きな部屋のある建物。


建物の北側が、ｵｰﾛﾗ鑑賞用のお部屋。
ここにも大きな窓がたくさん

この部屋は、ﾛｯｼﾞでの宿泊はしないけど
ｵｰﾛﾗが見たいというﾂｱｰ客のためにあるそうです。
（ﾂｱｰの予約すると、ｵｰﾅｰさんが有料で
Fairbanks市内まで送り迎えをしてくれるそうです）


部屋すぐ外にある広いﾃﾞｯｷ。


ﾃﾞｯｷには、こんな立派な動物の角が
ｵｰﾅｰさんは、よく狩りに行かれるらしく
その時に獲った動物の角だそうです。


ﾃﾞｯｷから撮った宿泊ﾛｯｼﾞ


こんな感じで、ﾛｯｼﾞ周辺を1時間半ほど散策
動いていると、体がぽかぽかしてきて
でも空気は冷たくて、気持ちのいい散歩でした
ほっかいろは必要なかったかも･･･

2人ともお腹が空いてきたので、
一度ﾛｯｼﾞに戻って、遅いお昼ご飯を食べました


以前、ｶﾘﾌｫﾙﾆｱでﾀﾞｰﾘﾝと住んでいた頃に
毎朝のように作っていたAmerican Breakfast
ﾍﾞｰｺﾝ&目玉焼き、ﾄｰｽﾄ、ｵﾚﾝｼﾞｼﾞｭｰｽ。
ﾀﾞｰﾘﾝはなぜかこれを「朝食ｾｯﾄ」と呼んでいます

「朝食ｾｯﾄ」を食べたあと、
今度は少し遠出の散策に出掛けました
続きはまた次回UPします



さて、最近のﾀﾞｰﾘﾝですが
帰国の準備を少しずつ始めているようです。

ﾀﾞｰﾘﾝはかなりの読書好きなんですが、
これまでｱﾒﾘｶで読んだ日本の小説を
先日、New YorkにあるBOOKOFFへ
売りに行ったそうで、ﾀﾞﾝﾎﾞｰﾙ2箱分の本が
たったの$35にしかならなかったそうです
そんなものなのかなぁ･･･。

月曜日からは、数日間ｱﾘｿﾞﾅに行くそうです
ついこの前もLAに行ったばかりですが
今度はｱﾘｿﾞﾅにいるお世話になった方々へ
挨拶周りをしに行くみたいです。

そして、昨日･今日と会社の人が2日連続で
ﾀﾞｰﾘﾝの送別会を開いてくれたそうです。
が、未だにはっきりした帰国日は未定のようで
ﾌﾗｲﾄﾁｹｯﾄもまだ取っていないみたいです。

「挨拶周り」とか「送別会」とか聞くと
なんか変に期待を抱いてしまうというか･･･。
そろそろ、帰国日が決まってもいい頃なのになぁ
と思ってしまいますが…焦らずに待とうと思います