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薔薇 de ゆるるん★心と体のリラックス

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2005年06月12日

集合無意識の統合-No.8

(4)

カテゴリ：マウイ

あっという間に最終日。
午前中にワークをやり、午後には解散予定。

午前中には赤井川の土地への感謝、宇宙への感謝、
ここに集った人々への感謝を込めた瞑想を行いました。

天と繋がり、地と繋がります。

事前にメールで案内が出ていたのですが、音が鳴るものを
持ってきてね、と言われていました。
私が持ってきたのは、チベッタンベル、ティンシャ、
そして音がなるワンド。

でも、そこに持っていたのはワンドだけでした。

瞑想も後半に近づいたとき、Naokoさんが言いました。

楽器を持ってきた人は、演奏してください・・・・

しばし、躊躇する空気が流れた後、
太鼓の音がポンッ！
として、リズムを醸し出しました。

あっ、ワンド…

おそるおそるワンドを手に取り、横にゆっくり傾けました。

ザザザ～、ザザ～・・・・

時代劇の海の効果音のような小豆をざるの上で転がす音が流れます。

ためらいがちにその音を続けていました。

こんどは、ムックリの音が響いてきました。

ビンビンビンビンビン・・・・・

私の身体の中がとっても熱くなってきました。

太鼓の音も、ムックリの音も大きくなってきました。

私が振るワンドの音も

ジャカジャカジャカジャカ、ザッ、ザッ、ザッ、ザッ

という音に変わっていきます。
（ためらいがなくなってきたので）

そして、頭の上の方で激しく振り、
ワンドの先のダンビュライトを部屋の隅々に
ザク、ザク、ザク、ザクとワンドを前後に振りながら
四方へと向けました。
額には汗が滲んできます。

ムックリの音がとまり、今度はアイヌの歌が響きます。

サロンから、グスグスと鼻をすする音が聞こえてきました。
そして、その数はどんどん増えてきます。
私の両目からも涙が流れ続けていました。

私のイメージの中に、白い和服？を着た男性の姿が
出てきました。何かの儀式をしているようです。
両手を天に差し伸べ、地に降ろしている姿でした。

「あ、、、私、ここに居た。みんなと居た」

そう思いました。

音は続きます。

タカタカタカタカ、ポンッ！
太鼓の音が止まりました。

ジャカジャカジャカジャカッ！

最後にワンドを大きく振り、
取っ手の部分を上から下に振り下ろして床に

トンッ！

と、音がするくらい強く付けました。

静寂・・・・・

Naokoさんの誘導に従い、現実の世界に少しずつ戻り、
目を開きました。

ほとんどの人が泣いていました。
もの悲しい感情がどんどん湧き上がってきていました…

なんだったんだろう…？
あの白い男性は誰なんだろう？

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