ruさん過去物語1
無事になれそめも終わり次に何を描こうかすごく悩みましたが、やっぱりruさんのトラウマの原因にもなった過去の出来事についてお話ししていきたいと思います。とても暗い内容になってしまうと思いますが…最後までお付き合いいただけると嬉しいです!!!〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜2人のなれそめも最後まで書き終えて、次に何を描くべきなのかとても悩みましたがやっぱり、ruさんの過去の出来事についてお話ししようかなと思います。正直、あまりおもしろい話になるかどうか自信もないですし、話すべきなのかどうか未だに少し悩んでいます。ですが、なれそめで少しだけ話した以上気になっている方もいると思いますし、同じような体験をした方や、周りに同じような体験をして苦しんでいる人がいる方にもどうしたらいいのかお話しすることで力になれることがあるかもしれないと思ったので最後までお付き合いいただけると嬉しいです。ruさんのトラウマになっている出来事は1つではなく、いくつか経験したことによってどんどん恐怖心が増えていきました。まず最初にお話しする出来事は、ruさんが高校1年生の時に体験した出来事です。ruさんは、高校までバスで通学していました。最寄りのバス停は自宅から徒歩1,2分の場所にありましたが、本数が少なく、自宅から10分の場所、20分の場所にあるバス停もよく利用していました。わかりやすく徒歩10分のバス停をA、20分のバス停をBとします。Bから帰る道のりは2通りあり、大通りを通ると家に着くまで30分かかって、少し裏道を通ると20分で帰ることができます。その日は買いたいCDがあり、Bの近くにはCDショップがあるので、Bで降りてCDを買ってから帰ることにしました。Bに着く頃には、もう夕方の6時頃になっていたので、CDを買って20分で帰れる裏道を歩いて帰ることにしました。ruさんはその頃iPodで音楽を聞いていて、普段から歩く時にもイヤホンで爆音の音楽を聴きながら歩いていました。そして、その日も聴きながら帰っていました。夏だったので、6時でもまだ空が明るくて街灯が少ない裏道でも、特に何も考えず早く帰らないと親に怒られそうだな、とか考えながら歩いていました。ruさんの両親は多分世間一般と比べても心配性で、帰りが遅かったりすると鬼電攻撃がきて、とても怒られました。それにイヤホンをしながら歩いていると「危ない!!!」と怒られていました。ですが、当時の私は、そんな気持ちを理解することができず、両親の心配をよそにイヤホンしながら歩いていましたが、太ももの後ろに『チクッ』とした感覚があった気がしました。〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜『親の心、子知らず』とはこのことだろうな、って思いますね…本当に、世間であるような事件は自分には無関係のものだと思っていました。そして、当事者になると想像以上に心に傷を負ってしまうものだと身をもって感じて、被害者が苦しむ世の中がなくなって欲しいと心から願うばかりですね。