かわらんコンビニ
ためていた食料がなくなったので近くのコンビニへ行った。経営している年とった夫婦とは大学はいったときから顔見知りでである。最近は事務所に行くことが多く、半年近くこのコンビニには行っていなかった。以前と変わらず買ったものといえば400円くらいの弁当と緊急用の細長くて8本ぐらい入ってるパンだ。「そんなんじゃからだこわすよ」と親切にいってくださる奥さんには複雑な心境だ。周りに建物もなくあいかわらずここだけが明るかった。背の低い女の子がバイトをしていた。髪の染め具合を少し変えていた。店長のあたまのつるつるも順調に進行していっていた。僕も生活スタイルが変わって、事務所に行く回数が増え、ルートがかわって当分いけないかもしれないが、かわらないものが、このコンビニにはあった。