STANCE&STYLE～自分らしく、出来ることを…～

　本日から今までお世話になった担当患者様方に退職のお知らせを少しずつ始めました。

　今日は何名かの担当患者様に退職の旨をお伝えしていきました。特に今日は私が新人の頃から担当させて頂いている患者様が多く、６年近く私を見続けていただいていた患者様何名かにも退職の旨をお伝えさせていただいた。

　別れを惜しんで頂き、涙を流される方々もおられ、病院の中ではプロである以上感情に流され過ぎてはいけないと思いながらも、自分の感情と涙を抑えるのに必死だった。私は本当に人に恵まれています。患者さんの思いに答えるためにも新しい環境で強い気持ちを持ってしっかり何かを得てこなければいけないと強く思いました。本当にありがとうございます。

　その中で特に付き合いが長い患者様と今日退職を伝えることを頭で考えながらリハ介入させていただく中ですごく不思議な感覚に襲われました。

　今日私がリハ後に退職の事を話すのが分かっているかのような、普段とは全く違う患者さんの会話の内容、表情。何かテレパシーでその後私が話す内容が伝わっているかのような不思議な気持ちになりました。私が２年目に退職されたＰＴの先輩から引き継がせていただいた患者さまなんかは今まで一度もそんな会話をした事がないのに以前受け持っていた先輩ＰＴの話をしてきたり。

　一人の患者様は『これもなにかの縁だね。』と言われながら涙を流されていました。本当に心が締め付けられるような想いでした。

昨年一年興味を持って考えてきた、ミラーニューロン。今日はミラーニューロンなんかでは語れないようなそんな不思議な感覚を受けました。

今日の想いは決して忘れないようにしなければいけないと想いブログに綴ることにしました。