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地震から2週間が過ぎましたが、宮城に引っ越してきてからは時間を見つけては入職日までは街の表情を確かめに行っています。
私の家の周りはというと、 私の家の壁もこんな状況です。 また動くには車が必要なんですが、ガソリンが底をついていたため、本日は朝5時からガソリン待ちの列に並び、給油できたのは11時頃でした・・・。これが現実なんです。 仙台の市街地は徐々に以前の活気を取り戻しつつあります。まだまだガスがきていないところが多数であり食材等(特に生鮮品や牛乳パンはほとんどお店にないのが現状)の、飲食店などは閉めているところが多いのですがそれでも店の前で出店を構えて弁当やおかずを売ったりして、なんとか活気を取り戻そうとしています。 駅も4月中の完全復興に向けて黙々と工事をしています。 ただ、この街の活気の裏には本当の苦しみを未だに抱えながら生活をしている方々が沢山います。この復興の裏に何があったかを絶対に忘れてはいけないのです。 このような未曾有の大災害がつい2週間前におこったということを。 思いや心なんて言葉で片付けられるようなものではありません。私も何が出来るのかをずっと考えていますがまだまだ答えは見つかりません。宮城の中で動きながら働きながら少しずつ考えて行きます。 こんな環境の中で生活しているとライフラインや物に対してのありがたみを凄く感じます。 今日はこっちに来て初めて、なんとか菓子パンを一つ買うことが出来ました。 昨日は初めて野菜を買うことが出来ました。そして豚肉を買うことが出来ました。 それが本当に嬉しくて、今まで一つのものに対してこんなにもありがたみを感じることがあっただろうかと思います。 今日は5時間もかけてガソリンを入れた。今までの環境ではこれらのことは全て当たり前のように目の前にあり当たり前のように苦もなく手にすることが出来た。 こっちではその当たり前の事があたりまえではない。暖かいお湯が出ること、エアコンがつくこと。本当にありがたい。 この気持ちはきっと忘れてはいけない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Mar 28, 2011 08:40:51 PM
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