2007/10/18(木)08:21
ありがとう、ごめんなさいが言えますか?
おはようございます!
なんて、美しい朝でしょう。
今日このブログに尋ねてきてくださった皆さんが
健やかな一日を送ることが出来ますことを祈っています。
今日は、少しだけ人にやさしくできるかな。
今日は、少しだけ子供に笑顔を向けられるかな。
できない?大丈夫大丈夫。
できなくて、いやはやまいったな~~って
思うところから出発ですから♪
今日はね。
子供が素直にごめんなさいや、ありがとうって
中々いえない、そんなお母さんからの質問に
クリスチャンであり、学校の先生である方が
ご回答してくださっています。
どうぞ、ご覧くださいね。
Q、 私の子供も、多くの子供達もそうですが、
「ありがとう」「ごめんなさい」 が
なかなか云えません。
このような言葉は、大変大切だと思いますが、
どうすれば子供の身につくのでしょうか。
「ありがとう」「ごめんなさい」と言う言葉は、
「おはよう」や「こんにちは」等の挨拶の言葉と違い、
相手が自分の為に何かしてくれた時や、相手に迷惑をかけてしまった時
などに使う言葉であり、より深い意味で人との親密な関りの中で使われる言葉です。
この欄を通じて何度も書いていますが、この頃の子供達だけでなく、
大人たちも適切な時に「ありがとう」や「ごめんなさい」が言えないために、
人とうまく関ることが出来ず、トラブルが、長引いたり、
人間関係がこじれてしまったりすることも少なくはありません。
最近では、メールが良く使われています。遠くに離れている人に対しては
仕方がないにしろ、いつも会う人に対しても良く使われています。
メール上では、「ありがとう」や「ごめんなさい」ということは、
それほど抵抗なく使っている人は多いのですが、実際に顔を合わせて
「ありがとう」や「ごめんなさい」と言う言葉を言えない人が多いのです。
言葉は感情から発せられるものです。この感情は、言葉に発してこそ通じるものです。
この感情を育てることが何よりも大切です。
と同時に、「ありがとう」や「ごめんなさい」と言う事で、
人に対する感謝の気持ちや和解の気持が自然に生まれてくるものです。
毎日の生活の中で、人と言葉を交わさない日はほとんどありません。
人に対して感謝の気持ちを持てるように、「ありがとう」を言い、
そして、相手の要望に応えることが出来なければ、素直に「ごめんなさい」を
言える子に育てていくことが、今日の親に課せられた課題です。
私が担任していた子どものお母さんが風邪を引き、熱を出して寝込んでいた時に、
一年生の双子の男の子が一生懸命にお母さんのお手伝いをしたそうです。
お母さんがやっと元気になった時に、二人の子の前に正座して
「康くん、貴くん、お母さんが寝込んでいた時に、一杯お手伝いをしてくれて有難う」
と頭を下げたとのことです。
こういう姿こそ、子供を幸せにする一番の近道になるような気がします。
「へりくだって、互いに人を自分よりも優れた者と思いなさい。」
(ピリピ人への手紙 2章3節)
「(回答者 鎌野健一先生)