カテゴリ:ニュース関係
「ファストカジュアル」かぁ… 何ともボンヤリとしたカテゴライズ。 飲食、ファミレス業界で言うと、ガストあたりもそれに近いのか? ガストはまだ一応は「ファミレス」の範疇なのかなぁ。 サイゼリヤって久しく行ってないけど、こと自分の利用シーンのみを考えれば、仕事の途中で同僚と、「軽く食ってくか?」的なシーンでしかほぼ使わない。 私が行くのは基本的に郊外ロードサイド店で、 (サイゼ自体、基本的に郊外ロードサイド出店がメインだとは思いますが) フラッと立ち寄り系の利用。 「ファミレス」ではあるものの、家族(ファミリー)総出で、 「よし、今からサイゼ行こかー。」 といった、ファミリー利用、及びサイゼに行く、という目的を決めての訪店ってまず無い。 で、じゃあなんでサイゼ? フラッと立ち寄りなら他にも選択肢あるやん? と自分に問うてみて、その訪店理由を改めて考えると、 1)まず安い。全国チェーンだけに価格帯が読める。 2)テーブル席が主体で、狭苦しい感じが無い。 3)それなりの品揃え。メニューにそれなりの選択肢がある。 4)ドリンクバーがあり、食後にも一息つける。 と、まあこんなところ。 どうしても連れ立って行くのが「家族」では無く、まあ仲は良くとも職場の同僚とか、一定の距離感のある相手なので、相手のパーソナルな要素を深くは知らない。 懐事情とか、食の志向とか好き嫌いとか。 そうなると上記要素の1・3は重要で、価格の値頃感とそれなりのメニュー量(選択肢)はサイゼ選択の理由となる。 あとは要素として書き漏れてましたが、車でスポーンと入店できるところ。 広い駐車場。これも大きな選択理由。 まーこれは郊外ロードサイド店ならどこでもそうですね。 上記要素の2・4に関しては、私個人の感性の問題なんだろうけど、あまり極度に食事スペースが狭苦しいと落ち着かない。 最近多いおひとり様専門店みたいな感じだったら別ですが、2人以上の利用で食事スペースの狭さは敬遠ポイント。 それに加えて、私の場合は複数人利用が基本だから、食ったら即退店、ってのはあまりないので、「食べたらさっさと出てってやー」の圧の強い、専門店も利用シーンから考えれば敬遠ポイント。 そこんとこを取捨選択していくと、「ほなサイゼでも行くか」となっている。 おそらく、私と似た様な利用シーンで、似た様な思惑でサイゼを選択している方、少なくないと思います。 まあ、今現在のサイゼのメイン顧客帯がどのあたりの層なのかはよく解りませんが、私が訪店した時に周りを見渡すと、「ファミリー」ってあまりいなかった気がします。 時間帯の問題もあるのでしょうが、私が見たのは年齢層関係無く2人連れのカップル、若いグループ、年齢層関係無く女性3人以上のグループ… それに加えて、私と似た様な感じの、仕事の合間に来ました感漂うオッサンの2人組orグループ、とか、まあそんなとこ。 乳児ギャン泣きの若い夫婦+乳幼児ファミリーもいるにはいましたが、全体の1割いるかどうか、という感じで。 そう考えるとサイゼは、「ファミリーレストラン」ではないのかなぁ、とは思います。 ファミリーが、日々のディナー、或いは週末の昼食を、ファミリーで利用する感じでは無い。 これはあくまで私が実際見た中での、個人的な印象のみの話ですが。 このあたりの要素を踏まえると、確かにサイゼは、「ファストカジュアル」で、ファストフード店や専門店とファミレス、その中間点みたいな位置付けなのかも知れない。 若干ファミレス寄りの。 先細りJAPANで、おそらく先行きの暗い外食、飲食業界… 今や全人口の50%以上が50歳以上のヨボヨボ高齢者JAPANで、そんなに重い料理、重いメニューは数多く必要無い。 カットカットコストカット、何が何でも徹底コストカット、は、別に今に始まった話では無く、この20年程かな? 外食業界に限らずどの産業、業界でもやってきたと思います。 現時点でもかなり、「コストカット」という要素に関してはかなり研ぎ澄まされた、もうこれ以上カットできなくね? な状態になっていると思う。 全産業・全業界において。 ここに至ると、ここから更なるカット、となると、いよいよ「何かを捨てる」の選択をしなきゃならん段階なのかも知れませんね。 綺麗事の政策じゃないんだから、 「誰一人取り残さない(何一つ捨てない)」 なんて、ないものねだり、現状無視の現状維持方針、アレもコレもソレも… 姿勢は企業運営において、無理。 サイゼに関しては、何を捨てるのかな? 「ファミリー」を捨て去る感じなのかなぁ。 まあそれも、一つの選択なんですかねぇ。 若年夫婦、若年世帯が極端に減ってて、年寄り・単身者まみれの日本で今後も外食事業を展開していくなら、取捨選択は必要でしょううし。 どうあれ、無くなると困る、残念な外食チェーンです。サイゼリヤ。 色々と大変でしょうが、それはどんな業界でも同じ。 コロナも超えたサイゼ、是非ここも踏ん張って、頑張って営業を続けて欲しいところです。 #サイゼ #サイゼリヤ #ファストカジュアル お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024.10.06 18:10:28
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