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2005/03/20
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カテゴリ:経営
本日は、昨日に引き続き5S活動についてお話致します。

5Sの中身と定義づけー1
1.整理とは
  定義:必要なものと不要なものを分け、不要
      なものは、捨てる
  整理が徹底できなければ、5Sは成功しな
  い。
  要・不要は基準やルールが必要。

1.整理とは
(2)整理実施のコツ
  整理できる場所の確保
  整理するためのツールやルール確立
  整理は定期的に実施
  不要品か否かの判断がつきにくいものは、
  上司に相談
  モノ・書類が整理できていないのは、仕事の進め方が整理できていないと反省
  すること
  整理の基準は変化する
  整頓が徹底できないときは、整理が不十分であると考えよ。
  整理はだらだら実施しない。

5Sの中身と定義づけー2

2.整頓とは
(1)定義:必要なモノがすぐ取り出せるように、
      置き場所、置き方を決め、表示を確実
      に行う。
※置き場所の設定。
※置き方のルール決め。
※表示の徹底。

2.整頓とは
 必要なモノがすぐに取り出せる
 整頓の3要素(置き場所、置き方、表示)

(2)整頓実施のコツ
 モノの置き場所は100%設定する。
 整頓のイメージを事前に作成する。
 整頓方法は、対象個所を使用する人を巻きこんで検
討すること

 整頓でこれだけは徹底すべきこと
 床にモノを直置きしない。
 棚・キャビネットの上にモノを置かない。
 配線は床につかないように処理する。
 オフィスの机の上は業務終了時に何もない状
態にする。
棚やキャビネットには管理責任者名と棚名を
必ず表示する。

2.整頓とは
(2)整頓実施のコツ
整頓が乱れたら、すぐに原因をつかみ解決す
る。
いかに実施ルールを徹底するかが大切。
整頓のツールを効果的に活用すること。

5Sの中身と定義づけー3

3.清掃とは
(1)定義:掃除をしてゴミ・汚れのない、きれい
      な状態にすると同時に、細部まで点
      検する。
※清掃とは、自分たちが使用しているものをキ
 メ細かく管理して、常に最高の状態を維持して、
 守っていくこと。
掃除をしながら点検すること
(2)清掃実施のコツ
明確な役割分担が大切
清掃基準の明確化
清掃実施の確認方法
ゴミや汚れの発生源を改善する
清掃の困難個所を改善する

5Sの中身と定義づけー4
4.清潔とは
(1)定義:整理・整頓・清掃を徹底して実行し、
    汚れのないきれいな状態を維持する。

※「目で見る管理」とは、異常な状態を目で見てすぐに判断できる状態をつくり、
迅速に適切な処置をとれる体制をいう。5Sに取り組んでいる目的の1つがここに
ある。

4.清潔とは
(2)清潔実施のコツ
「目で見る管理」の基本的な考え方を徹底。
従来の管理方法は思い切って捨てる。
全員が仕組みの維持や改善ができる。
管理の基準を明確に決め、運用ルールを指導

5Sの中身と定義づけー5

5.しつけとは
(1)定義:決められたことを、決められたとおり
      に実行できるように習慣づける。
習慣づける
しつけは定着化に向けて重要なテーマ

5Sの実践方法ー1

(1)5Sを体系的に展開するには
意識づくりの視点
仕組みづくりの視点
実行管理の視点

意識づくりの視点とは
 全社員が、5Sの実行に向けてやる気を出していくということ。
 重要なポイントは、管理者の意識。

 ポスター作成、5Sバッジ、5S標語の募集張り出し。

仕組みづくりの視点とは
 5S活動を円滑に進めるための“しかけ”。

 ※全社の5S活動に関する情報を共有化し、
  5S活動に活力を与えていく。

実行管理の視点とは

5Sの具体的な活動の管理を徹底して実施することが、成果を出すためのポイン
トであり、粘り強く実施の状況を管理していくこと。

本日は、ここまでです。明日は、意識作りから実践方法までをお話致します。
それでは、明日、またご訪問下さい。









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Last updated  2005/03/20 11:51:03 AM
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