プロフィール
ton☆ton
カウンセラーは外での顔。家ではごくふつ~のおかあたんしてます。Dr との秘密の会話も有りです。何かの時の参考にしてもらえれば嬉しいです
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大阪の池田小で起きたあの事件・・・・・
死刑囚に刑が執行されもう幾日も過ぎた
世の中の人はこれでこの事件は終わった、と思っている人が多いのだけど実際は終わらせる事が出来ず今だ苦しんでいる子供たちは数多くいます
そして親たちも・・・
子供らの中には相当数がフラッシュバックで苦しんで今もなお夜に突然夢に出てきて飛び起きたり、同じ位の年の男性を見ると硬直したりと。
中には催眠療法を試みて、その部分の記憶を眠らそうとした子供らもいます。
この催眠療法、一般的にはとても有効な手段とされて普及しつつ有ります。しかしショックがあまりにも大きすぎると封じ込められないと言います。
90%以上が成功した場合、出てきにくいと言われていますがそれ以下の場合、時間の経過と共に徐々に思い出して来るそうです。
(100%と言う数字は存在しません。DNAの親子鑑定でも最高値は99.9%です)
「元死刑囚(刑が執行されもう生存していない)はもうこの事で苦しまないで良い。開放されたのに子供らはどうなるの?一生この心の傷と戦わないといけないのですよ。自分は獄中結婚したりしていたけど亡くなった子供はもうそれすら出来ない。犯人なのに被害者より良い事をするなんて・・・どうしてそんな不合理が許されるの」
そう言って泣き崩れた人も
婚姻の自由は誰にでも有るからそれを肯定も否定も出来ないけども被害者の心情は複雑なのは事実
実際問題、解決していない部分がまだまだ多い
子供らのフォローに多くの医師、心理士、カウンセラーが投入されていた。一日何人もを掛け持ちするのはザラだった。
でも今時点、投入された人、ボランテアもその多くが撤退している。子供らが回復していないのに・・・・・
「予算が無い」
「長期化するのに期限を切らないといつまでも解決しない」
これらが主な理由の様です。
この期限って何でしょう?
子供らはこの期限で切られて大丈夫なのでしょうか・・・
見た目は落ち着きを取り戻しているかに見えて本当は必死にこの事と戦っている。
忘れよう、思い出さないようにしよう、毎日毎日思って生活しているそう。
子供らの心の傷は今だ修復されていないのです
友達の子供はあの後、転向しました
転向したから終わる事も無いのですが。その子もまた今でも心の中で戦っています。終わらせる事が出来ないのです。
その子は言います
「それまで仲良くしていた子が一瞬のうちに自分らの目の前で血を大量に出して死んでしまった。目の前でだよ。自分が逃げる事が精一杯だった。助けてあげられなかった。どうしたら忘れられるのか教えて、助けて」
と・・・
終わっていないのです、まだまだ
| 蓮4044 |
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