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カテゴリ:花より男子
いつも、やはり綺麗な治まり具合を感じます。
私は、効果的な音楽、景色の撮りかた、構成すべてにおいて満足です。 最近は、見ながらも、こうなれ!と願いながら見てしまう。 どれだけ、構成に入り込んでるんだか? 今回は、類が雨のシーンの直前のバイオリン演奏で、弦よ切れろ!と願ってしまった。 でも、空見るだけでしたね。 最初は、2人の関係を強く自覚して、2人で生きていこうと決意する二人を描いた。 すべて、今後の雨の別れを効果的に見せるため。 司は楓と敵対し、つくしはリリーズに司が彼氏だといわれても、一瞬否定しそうだったのに思い直して否定しなかった。 こんなところで、つくしの意思を見せるとは心憎い演出。 あと、ここで、類との関係性においても、司とつくしが付き合っていく未来を覚悟させた。 (出た!!)俺は牧野がずーっと笑顔でいればそれでいい。じゃなきゃ、あきらめきれなくなるでしょう!? の類の言葉に、うなずくつくし。 この二点で、効果的に、2人が付き合っていく上での2人の覚悟を見せた。 後、デート現場。なべを約束だといったのは司。 この台詞は次につなげてある台詞だと思う。 公園でバトミントンも。 類の部屋でのやりとり。 これは、類と司の信頼関係を見せて、次につなげていくシーン。 やっぱり、類の立ち位置がはっきりして、強くて冷静でいつも2人を支える類がクローズアップ!! 原作では、つくしにしたピースサイン。 ドラマでは、司に。 こんなところでも、類にとっては司がかけがえのない人だということを告げてる。 松潤の類と呼ぶ声が、この回の{声}ナンバーワン!! 雨のシーンへと向かう音楽が最高に良かった。 もうすでに早くから、曲がスタート。 まるでそれは序奏曲のように。 今までにないぐらい、深刻な不安を掻き立てる音楽。 あと、空!! 誰もが空を見上げる。 今にも雨が降り出しそうな空、次に暗くなっていき、急に降り出す雨。 これからの2人を連想させる演出には、時間を割いていた。 やはり、雨のシーンに対する意気込みが伝わってくる。 財閥の重さの自覚はつくしが先だった。 それは、貧民牧野だからこそ。 優紀の家で見た平凡な幸せ。 で、その大切さを知ってるつくしだから、それだけでもう解ってしまった。 司の背負うべきもの。 守るべきもの。 自分ではないということ。 これはつくしならではの理解力。 F4では解りえない痛み。 平凡な幸せの重み、平凡な家庭や家族が壊される怖さを誰よりも解るつくし。 でも、司もわかってる。 だから、牧野を追いかけない。 原作よりも、2人ともが財閥の重さを感じている、認めている。 司は、ケンの事件で痛みを知ったから。 それがここに生きてる。 どうしようもない、逃れられない別れ。 つくしの初めての決断。 このシーンのために、つくしの決断をずっと取って置いたみたい。 初めて、自分の意思で決断するつくし。それが別れなんて辛い。 「私が決めたの。私が全部自分の意思で決めたことなの」 この台詞が重い。 「俺を一人の男としてみたことがあるか」 そして、この台詞が活きる。 司は、財閥を取っ払って、その枠を取っ払ってつくしと生きる決断をしたのに、中途半端だった。そんなのは、無理。つくしと共に生きて、財閥も救うのは無理なのだ。 だから、つくしは司の背中を押した。 財閥の重さを背負わせた。 それが司の生きる道と信じて。 で、自分の中で、司と決別した。 司が守るべきものは、私ではなく、財閥。 漁村について見上げた空は、まぶしい明るい青い空。 でも、今のつくしにはなじまない空。 雨のシーン以降、感情がぐっと来た。 真央ちゃんは、本当につくしのせつなさを感じさせる演技で、心のそこから伝わってくる。身を切られるような辛さ。 松潤もだけど、2人の白熱した演技に脱帽。 視聴者にも、伝わってくる名演技でした。 海で泣いてるとこも、よかったです。 お母さんだけ、やっぱり解ってるぽかったです。 つくしの異変に。 さすが母親!! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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