2014/06/23(月)13:53
常識が非常識に
世はまさにゴールデンウイーク真っ盛り。どこの観光地も人でいっぱいだ
そうで。こんな不景気の世の中なのに、ちょっと不思議です。そういえば、
このGWとは和製英語の最たるもので、他にオーダーメードやキーホルダー
がそうですね。こんなことを考えていたら、昔の常識で今は非常識の物が思
い浮かびましたので、いくつかを。
学生の頃、水を飲むとばてると運動中は水を一切飲ませてもらえなかった。
今はこまめに水分を摂るようにと指導されている。
温泉でもあった。妊娠中の入浴は避けたほうがいいと・・・温泉法に基づいた
表記らしいが、医学的な根拠がないという指摘があり、環境省は禁忌症の基準
から「妊娠中」という文言を削除する方針という。
体育の準備運動で苦痛だったのは、足腰の鍛錬になるとされていたウサギ跳び。
両手を腰の後ろに組んでしゃがみ、ぴょんぴょん跳ねながら前に進む。授業の翌
日は、階段を下りられないほど太ももが痛くなった。これも運動効果に疑問があ
ることや、膝を痛めるという指摘があり、いまではほとんど行われていない。
野球のピッチャーは、肩が冷えるので水泳をしてはいけないという「常識」も
あった。現在は逆に、激しい投球の後には肩を冷やすアイシングを行う。水泳を
トレーニングに取り入れるのも常識だ。
宴会の前に牛乳を飲んでおくと、胃に膜が出来て悪酔いしない。牛乳は液
体なので消化が早く、胃に留まっている時間は短い。それゆえ、悪酔いを防ぐ効果
は大きく見込めないそうだ。
挙げたらきりがありませんね。
みなさん良い休日をお過ごしください。