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あそびはこどもの仕事やで!:遊び学ブログ

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2004.07.06
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カテゴリ:カテゴリ未分類
 昨日は、こども達の道草・寄り道をあそびと見なしたが、その道草・寄り道をこども達の登下校時に限定して、少し深めていく。その前提として、微妙に違う道草と寄り道について整理をしておく。

 道草は基本的には学校や自宅などの目的地への予定・規定のコースからはそれずに、その途中で何か別なことをして時間を使う事を意味し、寄り道は完全にコースをそれることを意味していると考えて論を進める。

 さて、こども達の登下校時での寄り道には、明らかな法則がある。それは、家と学校の距離が長ければ長いほど、寄り道のレパートリー数は増えると言うことだ。

 家のすぐ目の前が学校なら、かなり無理をしないと、寄り道をしたくてもそれは難しいのだ。反対に、家と学校が離れていればいるほど選択できる道筋が沢山あり、その意味では寄り道のしたい放題だ。

 つぎに、寄り道のコースはどの様に決まるかという事について触れておく。まず、一人の場合で考えていく。当たり前のこととして、寄り道すべき対象に何らかの必要性や興味関心が存在することだ。この場合、その対象がおもちゃ屋さん・公園・友達の家などと、場所が特定されていることが多い。

 つぎに、探検心・冒険心などから寄り道をする場合がある。今日はこの道を通ろう、明日はあの道を通ろうと考え少しぐらいの遠道は平気だ。私も、登下校時によくやったものだ。この場合は、寄り道のコースが寄り道の最中に寄り道するぐらいに特定されないことが特徴だ。

 この二つの場合が寄り道のコースの主なもので、親や教師にとって、何かが起こった時には、後者の場合の寄り道は対処の仕方が難しい。この二つの場合の他、下校途中の第三者の関与、すなわち知人の誘いや迷い人の案内などが考えられるが、ケースとしては断然少ないと思われる。

 続いて、複数人数での寄り道は、基本的に一人の場合と変わらないが、その個性人数を掛け合わせた分の複雑さが出てくるのは明白だろう。ただ、非常時にあらかじめよく諭しておけば、お互いに気をつけあって寄り道を牽制する事も考えられる。

 こうした寄り道の見方は、学童保育所で大いに役に立った経験がある。学校から学童保育所への寄り道でかなり登所が遅れたこどもを探す時などは、その子の人となりをよくつかんでおけば、割とすぐに見つけ出すことができた。

 例えば、犬が好きな子ならたぶんこの道だろうとか、酒のフタの蒐集に凝っていた子ならこの店のあたりだろうとかの推測ができ、探し回る時間を確実に短縮してくれた。

 最後に、これも当たり前のことだが、登下校時の寄り道は、時間的に余裕のある下校時に多いという特徴がある。その下校時間が学年・学級によってバラバラなので、同じ学校のこどもの目撃者が少なくなり、下校時は一層寄り道しやすい時ともなり、事後には探しにくい時ともなっている。


「こどものあそび(遊び方)」は、次のページでいろいろ紹介しています。

あそびセレクト



-------私的ウィルス情報------

W32.Netsky    本日17通 通算127通(今月)
W32.Klez     本日3通 通算12通(今月)
W32.HLLW.Lovgate 本日0通 通算0通(今月)
(送られてきたウィルスメールは今月合計139通)
ちなみに、アンチウィルスソフトは、
このシリーズを使っています。

Norton Internet Security 2004





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最終更新日  2004.07.07 11:09:30
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