カテゴリ:あそび一般
コマ(独楽)の回し方はいろいろあり、ひもを巻き付けて回す方法、手でひねって回す方法などの他に、コマを棒の先に付けた布切れや革切れなどで、叩(はた)いて回す一群のコマがある。
それらは、「叩き(はたき)ゴマ」「たたきゴマ」「ぶちゴマ」「殴りゴマ」などと呼ばれている。コマが叩いて回るのは不思議に思われる方もあるかも知れない。 特に、普通のヒモ巻きのコマしか見た事のない、こども達には、この種のコマを見た時の驚きは、まるでマジックを見ているような表情に見て取れるように大きなものだ。 もちろん、むやみやたらにコマを叩いても、たまたま偶然に回る事はあっても、何時もそうはいかない。当然、コマが回るように、上手くコントロールして叩く必要がある。 回っていないコマを地面の上に置いて、叩いて回しはじめる方法もあるかも知れないが、はじめのコマの回転は手でやったり、棒の先に付けた布切れをコマに巻き付けて回すのが一般的だ。 そうして、回り始めたコマの側面(円周)に沿ってその側面上を、独楽が回っている方向に、布で勢いをつけるように叩くのが、上手な回し方だ。 文字で書けば、苦労せずに回せそうにも思えるかも知れないが、やってみるとなかなか回らない。手に持った棒のそのまた先にある布きれをコマの側面に、正確かつ適切な力加減で当てるのが難しい。 そして、叩いたコマが遠くへ飛んで行ってしまわないように、コマをできるだけその場で回すのが、ちょっとやそっとではできない至難のワザなのだ。 しかし、昔のこども達は練習を繰り返しはするが、そのワザをいとも簡単にこなし、上手にコマを回すのだ。今のこども達が見れば名人・達人と思うかも知れない、上手に回すこども達が昔は多くいたのだ。 機械回しのコマが増えてきた昨今、この様な「叩きゴマ」だけでなく、普通のヒモ巻のコマでさえ、回すと驚きの表情を見せるこどもが多くなってきたのは、何とも言いようがないほど寂しくなる。(続) 「こどものあそび(遊び方)」は、次のページでいろいろ紹介しています。 あそびセレクト -------私的ウィルス情報------ W32.Netsky 本日4通 通算404通(今月) W32.Mota 本日0通 通算3通(今月) W32.Klez 本日0通 通算1通(今月) W32.Beagle 本日2通 通算6通(今月) Unix.Penguin 本日0通 通算1通(今月) (送られてきたウィルスメールは今月合計415通) ちなみに、アンチウィルスソフトは、このシリーズを使っています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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