カテゴリ:あそび一般
「図説いま・むかしおもちゃ大博覧会>」(兵庫県立歴史博物館:河出書房新社/2004)には、他にも目に止まった記事があった。それは香川雅信氏の一文、「妖怪から怪獣へ」だ。以下に、その一部を引用して紹介する。
「日本のキャラクター文化の源流は何か。その一つに、江戸時代の妖怪文化をあげることができるだろう。・・・(中略)・・・さまざまな異形の姿をしたもの一つでも多く知りたい、多く集めたいという子どもたちの好奇心は時代を超えて共通するもので、それは現在も『怪獣』や『ポケモン(ポケットモンスター)』という形で現れている。」(「」内は引用)なるほどと思われる方も多いかとは思うが、このあたりの事情を私なりの仮説を少しだけ展開させていただくとする。 ウィルスからヒトに至るまで、すべての生命は自分自身の身体の中と外の情報を自らの身体に伝える何らかの仕組みを持っている。そして、それは生命体を維持・増殖させる上で欠かせない仕組みだ。 その仕組みの最も発達した仕組みが目や耳などの感覚器官であり、さらにそれを体系化して捉える脳に代表される中枢神経系だ。だから、脳は絶えず新しい情報を取り入れる、入れなければならない宿命を持った器官だと言える。 だから、人間は新しい情報を一つでも多く取り入れようとするし。まして、これから成長して一人前のおとなになる途上にあるこども達にとって、それは極めて大きな意味を持っている。 このDNAにプログラムとして刻み込まれたとも言える、新しいものに対する、あくなき探求心・好奇心は人間、特にこども達のごく当たり前の感情なのだ。 だから、こども達、もちろんおとなも、妖怪や怪獣などの目新しい存在(架空の存在でも)に対して、執拗な好奇心を抱くのも、当然の事なのだ。 「こどものあそび(遊び方)」は、次のページでいろいろ紹介しています。 あそびセレクト -------私的ウィルス情報------ W32.Netsky 本日0通 通算4通(今月) W32.Mytob 本日0通 通算0通(今月) W32.Klez 本日0通 通算0通(今月) W32.Sobig 本日0通 通算63通(今月) (送られてきたウィルスメールは今月合計67通) ちなみに、アンチウィルスソフトは、このシリーズを使っています。 ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006.04.17 19:35:59
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