カテゴリ:諸事一般
今日の午前、高知空港で全日空機の胴体着陸があり、テレビの各局が生中継をしていた。結果は、機長の的確な操縦により「理想的な胴体着陸」であった。まずは、ご乗客・乗務員の皆さんの全員無事を素直に喜びたい。しかし、そのテレビの映像を見ていて気になった点があったので、書き留めておく。
それは、確かに「理想的な胴体着陸」だったかもしれないが、機長の操縦技術はさておいて、今回の胴体着陸は幾つかの「良い偶然」が重なったようにも思える。出なかったのは前輪だけで飛行機を支える主要輪(主脚)は完全だったこと、プロペラが滑走路に接しない形態の機だったこと、比較的離着陸頻度が少ない空港だったことなどがある。 さらに、滑走路に撒かれた消火剤が少なかったように思えた。テレビ映像ではっきり断定はできないが消火剤が途切れた地点で機首部分が接地していた。そのことによるものか、機体から火花が出ていた。しかし、幸いなことに燃料漏れが無く、火災とならなかった。 この消火剤の撒き方について素人にはわからないが、もっと滑走路全体に撒ける程度は確保していただきたいし、もし確保が無理なら消火剤を散布する位置を慎重に選んでほしいものだ。 以上、航空機にまったくの素人の老婆心的思いつきだが、下手をすれば我が身に起こる事態となりかねないので、政府などの厳正で徹底した事故調査を願うものだ。 エッセイは、次のページでいろいろ掲載しています。 遊邑エッセイ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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