カテゴリ:あそび一般
こどもたちや、その親御さん方にとって朗報となるのか、「公園遊具にJISマーク」の見出しの記事がネットニュースに配信されていた。【経済産業省と国土交通省、文部科学省は、公園の滑り台やブランコなどから転落したり、遊具に挟まれたりする事故が相次いでいることから、遊具の安全性に関する日本工業規格(JIS)を今後3年間かけて策定する。】(【】内は記事から一部引用、Google ニュース/読売新聞:2007年7月11日)
公園などに設置されている遊具には、すでにJIS規格があるものと思っていたが、そうではなかった。箱型ブランコによる死亡事故などが報道されて以後、かなりの年月が経過しているにも関わらず、緩やかな指針はあるものの、遊具の厳格な安全基準を策定して来なかったのは、行政の怠慢と言えるかもしれない。 ともかく、監督官庁の重い腰があがり「公園遊具の安全性」にJIS規格が策定されることを喜びたい。できれば、諸外国の同様の基準を参考にするなどして、「3年」と言わずもっと短期間に決めていただきたいと思っている。 また、そうした基準には当然ながら、定期点検の義務付けとその方法や部品の交換年限、遊具そのものの耐用年数などの基準が明記される必要があるだろう。さらに、設置場所と設置方法などについての規定も不可欠だろう。 しかし、エキスポランドのジェットコースター死亡事故で明らかになったように、そうした基準が守られなかったという残念な事例がある。だから、せっかく策定するJIS規格が実効性のあるものにするためには、法整備と検査体制などの整備も必要となってくるだろう。 「こどものあそび(遊び方)」は、次のページでいろいろ紹介しています。 あそびセレクト お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007.07.12 19:11:55
コメント(0) | コメントを書く
[あそび一般] カテゴリの最新記事
|