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あそびはこどもの仕事やで!:遊び学ブログ

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2008.05.08
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カテゴリ:あそび一般
 「エキスポランド」で痛ましい遊具死亡事故があって一年となる5月3日付けのある社説を引用しておく。【この事故を契機に、国土交通省は先月、遊戯施設の定期検査強化のため、建築基準法の施行規則を改正した。検査対象を70か所以上に拡大し、超音波検査を義務化した。検査方法も、変型や腐食の確認など具体基準を示した。】(【】内は記事から一部引用、Google ニュース/読売新聞:2008年5月3日)

 先月に国土交通省の「建築基準法の施行規則を改正」をしたとあるが、事故の重大さやその原因となった「ずさんすぎた安全管理」の割には、抜本的な事故防止策になっていないように思われる。この事は、上記引用社説にも幾つか問題点が挙げられているが、根本的な問題として社説が指摘している、【建築基準法のもとで、ジェットコースターのような高速の乗り物を一般の建造物と同様に扱うことにも無理がある。】(【】内は同上記事から一部引用)と言う点を考えてみる。

 確かに、「ジェットコースター」にしろ「フリーフォール」にしろ、乗り物と言っても、それが走行・落下するための施設建築が不可欠なので、建築基準法が適応されてきたのかも知れない。しかし、こうした高速走行遊具の事故のほとんどは、その軌道(建築)部分の不具合よりもその走行車両の不具合により起きているように思われる。

 それならば、同じ国土交通省管轄である、鉄道に準じた乗り物として法的整備をする方がましで、できれば高速走行遊具をはじめとして遊園地やテーマパークなどにある、人を乗せて走行および可動する遊具を対象とした法的整備が望ましい。

 また、今回の国土交通省の対応策が「定期検査強化」に限られているかどうかは定かではないが、遊具設置基準や遊具安全基準を遊具の種類ごとに決めることも大切だ。実際に遊具が運行・営業される前にも厳しい検査が必要なのだ。

 この様に、今回の国土交通省が遊園地での重大な事故に対する措置としては、事故後ほぼ一年の期間を要したにも拘らず、問題点の多い事故防止策となっているのでは、尊い犠牲に報いることにはならず、まったくの国土交通省の怠慢と言わざるを得ない。また、「エレベーター」や「エスカレーター」に対する法的整備も、事故が相次いでいる事を考慮すると、当然同様に強化する必要がある。


「こどものあそび(遊び方)」は、次のページでいろいろ紹介しています。

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最終更新日  2008.05.08 21:17:44
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