カテゴリ:諸事一般
住吉区の複合庁舎建設のあおりをくって、無理に移植された木が、枯れ果て切り倒され無残な姿をさらしていた事は、以前にこのブログでも度々紹介した。これまでに合計9本もの木が切り倒されたが、また別の場所に新たな犠牲木があった。場所は、左図にある元サッカーグランド跡に、複合庁舎建設に伴って移転設置された児童公園と一体となる予定の場所にあった。
今後、複合庁舎と一体となった都市公園の一部として(手元にある資料には「森の遊び場」とある。)、整備される予定と聞き及ぶが、まだこの部分の整備は、ほとんど進行していない。移植を待つ木々が、今や伸び放題の雑草に囲まれたまま放置されている。そこに、新たに犠牲になった木が、雑草にうずもれて悲しい姿をさらしていた。 右図には、将来の再移植に備えるためか、添え木がしてある木が写っているが、今のところ健在なようだ。ともかく、ここに多くの木が移植されて二年ぐらいたったように思うが、その間に雑草が一面に生えて、それを押し分けて中に入るには、かなり躊躇するくらいになっている。 その雑草の中に切り株はあった。そのうち1本は、図のような形に切られており、こうした形は前にも紹介した犠牲木の何本かに見られた。椅子代わりに利用してもらおうと言う考えなのだろうか。それにしては、仕上げ加工も無く、やはり伐採時に何らかの事情があったのだろう。 元はサッカーグランドなので、移植に当り土や肥料などで土壌改良を施してはあると思うが、十分な手入れが行き届いていなかったことが、この様な事態を招いたのだろう。公園の整備にあと何年かかるか、一区民には知る由も無いが、急がないと、さらに多くの樹木たちが犠牲になるだろう。環境保護を市民に説く「お上」は、まず範を示すべきだ。 エッセイは、次のページでいろいろ掲載しています。 遊邑エッセイ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008.09.22 21:20:19
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