カテゴリ:教育一般
(その1からの続き、引用記事は再掲)【文部科学省が27日に公表した全国学力テストで、3年連続で全教科、全国平均を下回った大阪府。教育改革を推し進めてきた府教育委員会は小学校について「全国平均に近づき、取り組んできたことが実を結び始めている」と評価。一方、中学校を「依然として全国との差は大きい」と認識し、原因の分析を急ぐ考えを示した。】(【】内は記事から一部引用、Google ニュース/大阪日日新聞:2009年8月28日) 府教委は学校に責任を転嫁し、学校は教師に責任を転嫁し、そして最終的には、こどもたちにその責任を転嫁するのだろうか。府教委と同様の態度は、奇しくもかの知事の、今回の全国学力テストの結果をうけての談話に如実にもあらわれている。【知事は27日、滞在先のバンコクで「誰に責任があるのか総括する」と述べた。橋下知事は「自治体の長の責任なのか、市町村教委なのか、原因追究したい」と述べ、市町村長らも学力向上に責任を負うべきだと強調した。】(【】内は記事から一部引用、Google ニュース/毎日新聞:2009年8月28日) まさに、序列(順位)に振りに振り回されている、知事と教委のお粗末な談話だ。少なくとも全国共通の傾向となっている、「活用力(応用力)」の低下や、経済格差による学力格差が、どのように改善されたのかを、自己反省を含めて報告する事こそ、真剣に府民に提示すべきだろう。そして、こんな低レベルの談話を知事や教育委員会が発表するような、全国学力テストは、もうお終いにすべきなのだ。それが、こどもたちへの思いやりのある、正しく確実な学力向上への第一歩となるだろう。 エッセイは、次のページでいろいろ掲載しています。 遊邑エッセイ ↓の評価ボタンを押してランキングをチェック! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009.08.31 06:49:59
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