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あそびはこどもの仕事やで!:遊び学ブログ

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2011.11.17
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カテゴリ:あそび一般

 【ぶどう畑や田んぼが広がっていた子どものころ缶けり、かくれんぼ、馬乗り、鬼ごっこなどで遊んだ。学校での子どもの骨折が増えているのはそんな「伝承遊び」がほぼ消滅したこととも関係しているようだ。昔の子どもは遊びを通して自然と体の動かし方を身につけていたということか。
 最近、運動が得意な子どもも苦手な子どもも誰でも簡単に楽しめる遊びとして鬼ごっこに注目が集まっている。確かに走る、止まる、方向転換する、よけるなど多彩な動きが詰まっている。学習指導要領は小学校の体育の教材として推奨する。(中略)鬼ごっこで顔と顔をぶつける子どもたちがいた。目の前に迫った相手との距離感がつかめず、かわすことができなくなっていた。サイドステップでは止まることができず、転倒する子どももいた。】
(【】内は記事から一部引用、Google ニュース/毎日新聞:2011年11月17日)

 引用記事の後半は、原発大人災により体育の授業が満足にできなかった小学校の、5ヶ月後の様子だ。福島のこどもたちは、体育の授業だけでなく、外あそびも十分にできなかったから、「鬼ごっこ」がこのようなあり様になったのだろう。福島のこどもたちが、思い切り身体を動かせる日々が、一刻も早く戻ることを願っている。

 しかし、この「外あそび」の問題は、少し前のブログにも紹介したが、「鬼ごっこ」が減り始めていることと、記事のような福島の小学校の状況を、合わせ考えると、ますますこどもたちの将来が心配になるほど、深刻な状況にあると言える。

 例えば、「目の前に迫った相手との距離感がつかめず、かわすことができなくなっていた。」は、この一節の「相手」を自動車に置き換えると、交通事故から身を守ることにも影響しかねない事を意味する。また、「サイドステップ」も、とっさの身のかわしには重要な能力だ。

 「学習指導要領は小学校の体育の教材として推奨する。」とあるが、この文部科学省の施策は、以上のような状況の一つの対策とも受け取れるが、このブログでも何度も指摘しているように、こどもたちが「鬼ごっこ」をはじめとした「外あそび」が、十分できるような条件づくりこそ、文科省はもっと積極的に取り組むべきなのだ。

「こどものあそび(遊び方)」は、次のページでいろいろ紹介しています。

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最終更新日  2011.11.17 19:08:14
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