あそびはこどもの仕事やで！：遊び学ブログ

　「合宿キャンプ」の準備は、前回の「カマドづくり」などに加えて、「キャンプのしおりづくり」があった。計画表・日程表・当番表・荷物表を各グループで相談して作るのだが、現地での全体の取り組みの計画は、こどもたち全員の希望を聞いて、大・副リーダーを含めたリーダー全員の会議で行った。

　もちろん、現地の状況や日時の関係で、実行不可能な計画があったり、こどもたちの安全確保のために、計画の可否の判断、移動時間や作業時間などの目安などに限定して、保育師がその相談に加わったが、できる限りこどもたちの提案を実現する方向で対処した。

　全体の計画が出来上がると、計画中の各グループの自由時間枠や、食事の献立、テントの人員割り振りなどは、各グループで相談して決定し、「キャンプのしおり」に盛り込んだ。その後、大リーダー中心に版下用紙に書き込んで、コンビニでコピーし、冊子にまとめた。

　なお、全体計画やグループ計画の実際の内容は、キャンプの回数を重ねると、似たようなものになったのだが、それでも時々は違った計画も出された。例えば、「そうめん流し」が初めて提案された時は、保育師と保護者でそのための器材の製作と調達に苦労したが、無事に実現した。

「こどものあそび（遊び方）」は、次のページでいろいろ紹介しています。

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