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あそびはこどもの仕事やで!:遊び学ブログ

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2013.03.10
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カテゴリ:あそび一般

 縄跳びをやったこどもたちは多いが、「縄」が何を意味するかを詳しく知っているこどもたちは少ないかも知れない。何故なら、縄跳び用の「縄」でさえビニールや合成ゴム製のものが多い。一人用の縄跳びに使用するものは、糸や細紐を綯ったものは少ないと言える。

 「縄」は、糸や細紐を綯ったものを意味するのだが、その「綯う」さえ、読めないばかりか、どんな状態を意味するのかも、理解できているこどもたちは少ないだろう。ひっとすれば、おとなも大差は無いかも知れない。

 ともかく、大縄跳びや一人縄跳びを除けば、縄や紐やロープを使ったあそびの多くは、こどもたちのあそびから消え去ってしまった。ともすれば、大縄跳びや一人縄跳びすら、競技やスポーツだけのものとなっているこどもたちもいるかも知れない。

 昔、と言っても、1960年代の高度経済成長期以前、すなわちほんの50年くらい前までは、縄や紐を使ってあそぶこどもたちの姿は、ごく普通の風景でもあった。幼い子どたちの「電車ごっこ」では、縄が大活躍していた。少し成長すると、ロープ相撲や「8の字」などをしてあそんでいた。

 コマを回すにも紐が要り、「あやとり」には毛糸が紐となった。凧を揚げるには糸を使って、手作りもしたし、ちょっと威勢のいい子は、カウボーイの投げ縄さえ真似していたのだ。

 これらの、縄や紐や糸を使ったあそびは、どんなにデジタル技術が進歩したとしても、それらを再現できはしないだろう。たとえ再現できたとしても、それらのあそびがこどもたちに培う力は、けっして再現できないだろう。


「こどものあそび(遊び方)」は、次のページでいろいろ紹介しています。

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最終更新日  2013.03.10 16:05:08
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