カテゴリ:あそび一般
タバコの空箱細工 【ぎんがみを手はたたみつつ霜の夜をぎんがみのこゑ小さくなり 銀色の紙を使って折り紙をしているときの歌でしょうか。銀紙を畳んでゆくにしたがって、折り目をつけたときの紙の音が小さくなってゆく。それを「ぎんがみのこゑ小さくなりぬ」と表現したのでしょう。】(【】内は記事から一部引用、Google ニュース/日本経済新聞:2010年12月4日) 記事は、日本経済新聞の「短歌一口講座」からの引用(短歌は小島ゆかり作)だが、銀紙と言えば、タバコの紙箱に入っている銀紙を、私は思いうかべる。今の柔らかい包装のタバコに入っているような、薄紙で裏打ちされた銀紙ではなく、アルミホイルを少し薄くしたような銀紙だ。だから、当たり前のことだが、銀紙は「紙」の字が使われているが紙ではないのだ。 その銀紙を使った銀紙細工が、おとなの間で流行ったことが、私がこどもの頃(1950年代)にあった。折ると言うより、塑像や彫刻に近いもので、優勝カップ・動物・バッグなど、元の形そっくりのミニチュアを作るものだった。当時の、こどもたちもおとなを真似て、作品作りを楽しんだ。 ところで、昔のタバコの紙箱は、中に入っている銀紙だけでなく、箱そのもの使った折り紙や細工物が沢山あった。細工物では、土瓶敷きが有名で、外箱を切ったものを何十枚と丸く組み合わせてつくった。私が、よくあそんだのは、外箱と内箱を組み合わせて、細長い丈夫な箱状の入れ物を作るものだった。(図参照)同じ組み合わせで、メンコやハンドバックなども作ることが出来た。 なお、キャラメルの箱でも同じものが作れる。作り方はこちらへ!ぜひ、次の世代に受け継いでいただきたいあそびの一つでもある。空箱以外に道具も糊も必要とせず、いろんな空箱に応用できるあそびだ。 本記事は、このブログの過去記事の再掲載です。(2010-12-05) 「こどものあそび(遊び方)」は、次のページでいろいろ紹介しています。 あそびセレクト 遊邑舎あそび館 FC2ブログランキングにも登録しています。 ↓よろしければ、ご支援のクリックを↓ 多忙のため、コメントへ返信できない場合がありますので、ご了承の程よろしくお願いいたします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2016.05.21 18:05:08
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