カテゴリ:あそび一般
折り紙徒然(11):『折り紙』と長方形/その1 「折り紙」に正方形の紙が偏って使用される一方で、長方形の「折り紙」も現在では大きく発展してきている。その条件となったのは、長方形の紙の規格化が大きく進んだことだ。規格化が進むと、誰もが同じ規格の紙を手に入れることができる。そうなることで、同じ形の「折り紙」作品が再現しやすくなるからだ。 その長方形の紙の規格化の中でも、最も特筆すべきことは、長方形の紙の規格に、縦の辺と横の辺の長さの比に、1対ルート2と言う白銀比が採用されたことだ。この白銀比の長方形の紙は、長い方の辺で真半分に折れば、また1対ルート2の白銀比を持った大きさとなるのだ。 だから、全く同じ「折り図」により、同じ作品を折ることが、容易になり、誰でも折り図を見たり折り方を教えてもらうだけで、長方形の紙でも同じ作品の折り方を覚えやすくなったのだ。 この長方形の紙の規格化は、世間に白銀比を持つ長方形の紙を急速に普及させ、流通する紙において、正方形の紙より白銀比の長方形の紙が、量的に圧倒するようになり、ますます長方形の紙を使った折り紙の普及を拡大させることとなった。 本記事は、このブログの過去記事の再掲載です。(2013-04-10) 「こどものあそび(遊び方)」は、次のページでいろいろ紹介しています。 あそびセレクト 遊邑舎あそび館 FC2ブログランキングにも登録しています。 ↓よろしければ、ご支援のクリックを↓ 多忙のため、コメントへ返信できない場合がありますので、ご了承の程よろしくお願いいたします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2016.06.09 14:17:14
コメント(0) | コメントを書く
[あそび一般] カテゴリの最新記事
|