カテゴリ:あそび一般
折り紙徒然(11):『折り紙』と長方形/その2 長方形の紙の規格化と大量生産が進む中で、長方形の紙を使った「折り紙」が増加したが、そのことにより、日本において紙を使って折る「紙飛行機」、いわゆる「折り紙飛行機」が、こどもたちの間で急速に広がっていく。 団塊の世代の私は、その折り紙飛行機の絶頂期に、こども時代を過ごした。折り方を知っている飛行機の種類も、基本形だけでも5種類は超える。それらを変形した飛行機は、数えられないくらいある。 当時のこどもたちは、どうすれば高く上がるか、どうすれば滞空時間が長くなるか、どうすれば曲技飛行ができるか、様々な工夫を折り紙飛行機に凝らした。 このような、折り紙飛行機に限らず、長方形の紙を使った、折ってあそぶと言った「折り紙」作品が、数多く生み出された。これは、市販の「いろがみ」のように、綺麗な色が着いて高価な正方形の紙に比べて、チラシや新聞紙などのように、簡単に手に入る長方形の紙だからこそ、成し得たことなのだ。 長方形の紙だからあそびに使われたと言う一方通行ではなく、あそびに使われた始めたからこそ、長方形の安い紙を使った「折り紙」の折り方が急速に数を増やしていったとも言える。そんなこともあり、私のこどもの頃は、「折り紙」と言えば正方形の紙より、長方形の紙を使うことが多かったのだ。 本記事は、このブログの過去記事の再掲載です。(2013-04-11) 「こどものあそび(遊び方)」は、次のページでいろいろ紹介しています。 あそびセレクト 遊邑舎あそび館 FC2ブログランキングにも登録しています。 ↓よろしければ、ご支援のクリックを↓ 多忙のため、コメントへ返信できない場合がありますので、ご了承の程よろしくお願いいたします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2016.06.10 15:28:29
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