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カテゴリ:ヘルパー日記
「書き込み初め」させて頂きます。野菜おじさんです。 話は少しさかのぼって12月30日。 私の実家では、毎年この日に「餅つき」をやっています。 この日は、私にとって本当に楽しい日。一年を締めくくる大切な日です。 当日は朝から準備に追われます。 気温は-3℃、雪の降りしきる中、釜に火を入れて、前日から水に浸しておいたもち米を蒸します。 蒸しあがったら臼にもち米を投入し、いよいよつき始めます。 うちの場合、つき方は二本の杵で二人でつくという方法。 練り→返し→つき→返し→つき→返し→つき→返し→仕上げ という具合に、ある程度ついてから臼の中の餅をまとめてひっくり返すという工程の繰り返し。 杵を振り下ろすごとに、合いの手を入れる一般的なやり方とは少し違いますね。 1回分のもち米の量がなかなか多いので(四升…6キロくらい)、こういうやり方なんでしょう。 つくのにかなりの体力と持久力を要します。 そして、全てが手作業なので、それぞれの役割で技術が必要です。 小さい頃は、何も手伝えませんでした…。 特に餅を返す役は、一筋縄では出来ません。この役の采配で、餅のつき具合が決まるいっても過言ではなく、「餅奉行」といったところでしょうか つきあがった餅を平たく伸ばす「のし」役も、熟練が必要です。 今年は全部で8臼。 綺麗な黄金色に仕上がる「きび餅」、青海苔を入れて塩で下味をつけながらつく「海苔餅」もなかなかの出来栄えでした。 物心付いたときから当たり前にやっていた餅つき。 私の実家の近所でも、最近では、杵と臼を使って、大勢でたくさんの餅をつくという家が少なくなってきています。 なんだか、寂しいような気がしています。 実家を離れて8年。 このステキな行事を絶やしてはいけないという思いが、毎年強くなっています。 今年も最高の餅つきが出来るよう、張り切っていきたいと思います!! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008.01.03 23:38:29
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