9時半起床。昨夜も良眠。排尿は12時間睡眠で480ccと少ない。朝食後は車椅子でウトウト。「おしっこは?トイレ行く?」と声を掛けると「行く」と答える。尿瓶で尿を取ろうとリハビリパンツを下ろすと、目が点!うんちが出てる!もうだいぶ前に出たらしく、尿パッドにおせんべいのように張り付いて、なかなか剥がれない。いつもは「出た~」と言うのに、「出たのわからなかった?」と問うと「わからなかった」と言う。
便が出たのがわからないって、マズイじゃない?気持ち悪くないのかなあ。腰の辺りまでうんちが上がってきていて、何度も何度も拭き取る。後ろばかり気にしていたら、尿瓶におしっこが溜まってた。危ない、危ない。14時、父の兄嫁に父が電話を掛けるが、声が出ず、母と代わる。お兄さんは3日に一度躁状態になり、管を外しそうになると言う。ベッドに座ることはできるが、左足が膝から曲がったままで固まってしまったそうだ。
リハビリを痛がり、嫌がったらしい。どんなに痛くてもリハビリをしないと固まってしまう。やはり無理にでもやらないと。15時前、お天気が良くなって暑いが、「また、外歩く?」と聞くと「うん」と頷く。前回より数メートル長く歩くが、今日は前回ほどは足の運びはよくない。最後は杖もまともにつけず、足がフラフラしてきたが、悪態をつきながらも最後までよく頑張った。「汗びっしょりだ~」と疲れた様子。
そのまま車椅子で後向きに坂を下って駅へ。急な坂道で、車椅子にブレーキが付いているものの、父の体重+車椅子=65kgはキツイ。左右のブレーキを均等に掛けられず、車椅子が左右に振れ、腕がビンビン。駅の近辺で買物をして、16時半帰宅。ちょうど弟夫婦と双子が帰って来る。父は弟の誕生日を覚えていて、「誕生日おめでとう」と声にならない声を掛ける。姪と握手し、甥には手を数回叩かれる。
18時、昼食抜きのため、早めの夕食。19時半、「道中でござる」を見て、「うまいなあ」と感心する。20時頃から「落ち着かない」が始まる。騒ぎはしないが、20時半に限界が来て、洗面、入浴。21時に就寝。排尿量620ccと昨日に続き極端に少ない。汗はかいているが、ショートステイ前に較べると1000ccも減っている。水分摂取量1630cc。