兵庫県から1960年代の「冒険王」「ぼくら」「少年画報」などの買取がありました。「冒険王」の特集は「吸血鬼ゴケミドロ」。なかなかレアな特集です。

怪獣ものでもないし、松竹だし、子ども向け特撮本には掲載されないので、写真もそんなに見ることないですし、コアなマニア以外は観る機会があまりない作品です。子どもの頃こういうマニアックな作品が本にこっそり紹介されていると、とても観たくなりましたが、小さい頃からマニアックな体質だったのでしょうか。

ただビデオやDVDが出てきて、こういう作品が簡単に観れる時代になりました。昔は「マタンゴ」や「大怪獣バラン」 も観れなかったし「キングコング対ゴジラ」でさえ観るのが難しかったです。

怪獣ものはドラマ部分が退屈なので、観てると飽きることも多いですが、私的には「三大怪獣地球最大の決戦」は見応えばっちりでした。ゴジラ、ラドン、モスラ、それぞれの作品の短縮版的登場シーンと、日本人離れした美貌の若林映子による「ローマの休日」的人間ドラマ、ザ・ピーナッツの歌、伊福部昭の音楽、何より凄いのがキングギドラ！3本の首と羽根と手足、合計9つのパーツがバラバラに動きながら、大空を飛びまくり、3つの怪光線をまき散らし、街を破壊する。これは凄い。1960年代によくぞこんなものを作り上げたものだ。そんなギドラと3大怪獣の大プロレス合戦、フランク・ザッパがゴジラを好きなのがなんとなく分かる。

1950年代～1970年代の特撮や怪獣ものには味があります。

ぜひ、この時代の映画関連グッズ、ポスター、雑誌などお売り下さい。

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