三日月。
日食がみられる。空をみるのが大好きなお兄ちゃんが何日も前からそわそわしているのを見て弟は日食が何かもわからずに前の晩にてるてる坊主を吊るしてました。かれこれ10回は日食のしくみを弟に教えてるお兄ちゃん。そいで、ドーナツになったお日さまはどうなるの?だーかーら、ドーナツはすぐにおわるの。え!じゃあドーナツはどこいくの?だれが食べるの?ドーナツみたいにみえるだけなの!太陽は、ドーナツにならないの!えードーナツになるって言ったのにー。根気があるよねえ、お兄ちゃん。日食の日は、小学校でみんなで見る、と決めていたので行ってみたらすごい人。グランドになんと400人。ちょっとわくわくします。日食グラスをつくって持って行ってちゃんとみていたけれど、結局弟にはドーナツ、は理解できなかったよう。弟は、体育館の壁に映る三日月の形の影のほうに夢中になってました。ドーナツじゃなくて、三日月やったな。妙に納得する彼。お兄ちゃんが聞いたらだーかーら、月じゃなくて太陽の影のかたちが!また始まることでしょう。