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テーマ:ニュース(100072)
カテゴリ:政治
昨日の毎日新聞5面に、「民主基本政策 選挙優先、財源先送り 『小沢路線』
に不満くすぶる」という記事が出ていました。民主党の出してきた基本政策は、 景気の良い話がいっぱい書いてはあるが、財源などの裏づけはない選挙対策 であり、党内でも不満が出ているということらしいです。 確かに景気の良い話はいっぱい書いてあります。高校の無償化、食料の完全 自給、全農家への所得補償など、かえって国民の不信感につながりそうな話が 列挙されている感じ。 地方自治体を300程度にまとめるという案も、目が白黒しそうなインパクトがあり ますよね。平成の大合併といって、現在少しずつ進展していますが、これとどう 整合するのでしょう? 消費税の全額を年金財源にするのは、実現性を別にして、面白くはあります。 お年寄りが増えると物の値段が上がるのか、、、 前文で、格差をなくし「公正な国・日本」をつくるという基本理念をうたったことは、 分かりやすい感じなので、評価できます。しかし記事に「『格差是正』の具体像は 今後のマニフェスト(選挙公約)づくりに先送りされた」とあるように、格差是正 の中心になる論議がスポッと抜けているのではないでしょうか? 民主党の小沢代表は「マスコミも国会議員もほとんどの人が現状の制度や 仕組みを前提として考えている」と批判したそうですが、残念ながら国民も 大して変わらないと思います。国民が一番知りたいのは、法人税や所得税など に関して、民主党が自民党と違う考えを持っているのかどうかだと推測するの ですが、今回はアッサリ先送りにされました。 P.S. 「公正な国」は「公正な税制」からお願いします。 P.S.2 これだと理念の域を出ないと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.12.20 11:51:14
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