「海猿」が映画になって戻ってきますね。
「映画」→「ドラマ」→「映画」という繰り返しですが今回が最終章ということです。特に今回はフェリーの事故と言うことでスケールも大きくなり、劇場で観るには最適なシチュエーションではないでしょうか?
最近の邦画もC.G.が発達したためかもしれませんが、凄く迫力がありますよね。どこまでが実写なのかよく判らないのでスケールの大きい映画が作れるようになっている気がします。それにしても最近の日本の周辺は何かと海上保安庁が忙しくなる事件が多いと思いませんか?
日本には外国では「沿岸警備隊」と呼んでいる部隊を”海上保安庁”が担っています。海上自衛隊が出動すると大ごとになってしまう様な事態を海上保安庁が肩代わりしているような気がします。数年前の北朝鮮の”不審船”銃撃事件も領海外の海域にもかかわらず、彼らの手によって拿捕することが出来ました。そして”竹島問題”に関する海底測量も武装を外した海上保安庁の2隻の調査船でした。
あまりの軽武装で「危険すぎるのではないか?」という気がしますが、今回の海底測量も”丸腰”で行かせようとしている日本政府の弱腰に驚きです。あまりに彼らの生命を軽んじすぎてはいないでしょうか?自衛の手段すら持たずに危険地域に赴かせようとする政府の身勝手さには憤りを感じます。
外国でしたら間違いなく”海軍”が行うような懸案であるはずです。海上保安庁の船舶ならば”戦争”にはならないだろう、ぐらいの軽い気持ちで任務に就かせているとしたら現場の人間はやりきれない思いでしょう。海上保安庁は「海の警察」です。是非とも、国際社会の政治的利用には彼らを使用しないでいただきたい。防衛庁も格上げされて”防衛省”になるそうですから、すこしは”海軍”らしい仕事をして欲しいものです。
5月6日からの「LIMIT OF LOVE 海猿」楽しみです。
ちなみに仙崎大輔(伊藤英明)の彼女・伊沢環菜(加藤あい)はいつも彼の仕事の場面の近くにいますが何故なんでしょう?声を掛けられるぐらいの近くに彼女はいつも居ます。普通の生活していたらあんなに彼の仕事場の近くに居ない気がするが・・・。結構危ないお姉ちゃんです。
(まあ、ドラマですから当たり前ですが)