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カテゴリ:中国
貴州省貴陽。スーパー田舎な中国の都市。解説が面倒なのでパクる。
貴陽市は雲貴高原の東部に位置する貴州省の省都です。ほかの省の省都に比べると小さな街で、人口は332万人、総面積は8,049平方kmです。少数民族が多く住む貴州省の省都だけあって、貴陽市にも苗(ミャオ)族、布依(プイ)族、トン族などが暮らしています。 この地域は春秋戦国時代には地方政権が支配する地域でしたが、漢代になって中央政権の管轄になり、明代に貴陽府が設置されてから街の発展が始まりました。 貴州には『天に三日の晴れの日なし、地に三里の平地なし、民に三分の銀もなし』という言葉があります。これは温暖な気候ながら曇りや雨の日が多い貴州の天気、起伏に富んだ地形で平地が少ない貴州の地形、そして交通の便が悪く開発が遅れた、中国でももっとも貧しい省といわれる状況を表しています。貴陽という地名も、太陽を貴ぶというこの地域の天気に由来しています。 少数民族に興味のある人は貴陽からさらに田舎の小都市に行ってください。私がここで紹介したいのは隣にある安順市にある黄果樹風景区。ここも説明が面倒なのでパクる。 安順市の南西45km、貴陽から150kmのところにある風景区。風景区の中心はアジア最大の滝、黄果樹大瀑布です。滝は高さ74m、幅81m、水量の多い夏場にはしぶきが100m以上も舞い上がり、滝の音が数km先まで聞こえるという、非常に迫力のある滝です。 らしい。私もこの滝が見たくて貴陽に行った。当時中国語がしゃべれなかったので、ツアーに参加して行った。なかなか迫力のある滝で印象的だった。 中国人の使うツアーに参加するといろいろな発見がある。ツアーに参加している中国人を観察してたことがある。中国人はまず一人では旅行しない。だから私が一人で旅行していると必ず 「何で一人で旅行してるんだ?楽しいのか?」とか「友達いないのか?」などと聞かれる。余計なお世話である。中国人はとにかくみんなで騒ぐのが好きらしい。やかましい連中だ。また私が日本人だと知ると知っている日本語をしゃべってくる。 「バキャヤロウ」 「ミシミシ」 と言ってくる。どちらも日本人には通じない。解説をすると、上のは「ばかやろう」のことだ。下のは「メシメシ」ということらしい。中国で放送されてる戦争映画で日本人兵隊役の中国人俳優が間違って日本語を使ったのが始まりらしい。私も中国でそういう類のドラマを見たことあるが逆におもしろかった。 話を戻して貴陽はこの滝を見るだけでも価値がある。ぜひ時間のある人はいってみよう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年07月01日 22時11分24秒
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