唐沢なをき / 電脳なをさんの世界
4.唐沢なをき / 新・電脳なをさん 第2巻~作ってみた
2004年4月以降、既に6年も単行本化が止まっている私の大好きな唐沢なをき先生の名作漫画「電脳なをさん」シリーズ。単行本化されないにもかかわらず、腐って手抜きすることもなく、ますますテンション上がりまくり、濃く、面白く、下品極まりない漫画を描き続けてくれる先生には心底感謝しております。
単行本全6冊に収録されているのが第371話までで、2010年4月現在で689話まで連載が進んでいますので、単行本未収録作が実に318話(単行本約5冊分)にも及んでいることになります。未単行本化分の方が加速度的に面白くなっているのに実に勿体無い、残念なことであります。個人的に連載元の週刊アスキーは先生の話が特に面白かった号しか買ってないので、まとめて読みたいという欲求も臨界点に達しました。ただ手をこまねいて待っていてもしょうがないので、今般自分で作ってみることにしました。
こういう時に便利なのが公立図書館。早速先月地元の図書館のカウンターに行って相談したところ、全国の図書館から所蔵先を探してくれるとのこと。どうやら一箇所づつ虱潰しに探してくれたようです。結果、国立国会図書館と私の地元の図書館と某地方図書館2箇所の合計4箇所へコピーを依頼し、約1ヶ月後の先日ついに単行本未収録の全318話のコピーが手元に揃いました。
雑誌掲載サイズはA3見開きサイズですが、これをA4サイズに縮小コピーし、単行本とほぼ同じサイズのA5サイズ用のクリアファイル(30ポケット 1冊100円)に二つ折りにして入れました。国会図書館以外は直接縮小コピーしてくれたので有り難かったです。因みに国会図書館はコピー代1枚50円ですが、他は1枚10円です。送料とかファイル代入れても全部で1万円もかからなかったんじゃないかな。全部で11冊に収まりました。
ほぼ同じサイズなので単行本同様に快適に楽しむことが出来ますよ。私同様、「電脳なをさん」シリーズの単行本化を切望している皆さんも是非お試し下さい。もちろん週刊アスキーさんにおかれましては、一刻も早く正式な単行本化をお願い致します。
PS:電脳なをさんネタ、もう4回目なので専用ページ↓作りました。
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