2009/09/17(木)20:49
筥崎宮の放生会
秋といえば、博多では筥崎宮の放生会。
「ほうじょうや」という。
放生会は、生きとし生きるもの生命をいつくしむお祭ということで、もう千年の歴史があるとのこと。
私がこどもの頃は、チンチン電車に乗って行ってたが、今は地下鉄で。
たまたま早く帰ってきたら、「行こう、行こう」とこどもたちにせがまれて、今年も来てしまった。
まあ、何があるって、露店以外には何もないお祭り。
筥崎宮の浜からおよそ1キロの参道に夜店が並び(新聞には700店とあった。すごいね)、食べ物はもちろん、お化け屋敷、射的場、輪投げ、うなぎつりなどもある。
地下鉄の駅から飛び出したこども達は、とてつもなく多い人並みにもまれながら、1人1000円のおこづかいをなんに使うかが楽しみのよう。
でも、まずは腹ごしらえと並んだ焼きそばやお好み焼き、それにジュースでほぼ1000円也。
すると、あれがしたいだの、これがやりたいだの、甘えまくる息子たち。
「せっかくきたっちゃけん、よかたい」と、つれあいにうながすと、「さすがとうちゃん」と二男。
は、は~ん。
早めに帰ってきた私の顔を見て、「行こう、行こう」となったのは、私の甘さを計算してのことだったのか。
でも、この反省は、去年もした覚えがある。
ずるがしこいこどもと、甘すぎる父親の年中行事が、放生会なのかな。
まあ、よかたい!
※出費した親として一言。【写真】のうなぎつりを見ていただきたい。弱い釣り糸だと1回500円、それが強くなると1回2000円。こんな商売やっていいの?するのはこどもがほとんど。しかも、一旦1500円と書いてたやつを2000円に値上げしてるし。これは、問題ないの?内閣府特命担当大臣(消費者担当)の福島瑞穂君。消費税上げないでね!