施設に入っていた東京の祖母が入院したという手紙が親戚から届きました。
私は早番だったので夜になってからその病院へ。
行ってみたら古くて汚らしい病院でした。
患者さんは年寄りばかり。
祖母の部屋を見つけ、入ったらすぐわかりました。
しかし、1月に会ったときよりやせていた。
半年であんなに変わってしまうものなんだな。
今、食事ができないようです。
いくつかの菌に侵されたそうです。
肺炎も起こしたそうです。
人生の最期を迎えるような病院。
あそこで亡くなるなんて何かかわいそう。
良くなって欲しいけどあの衰弱さでは。
帰り際、私は祖母の手を握って「また来るからね」と言ってあげました。
すると、祖母は力を振り絞って「ありがとうございました」と言ってくれました。
手を話して祖母の前から去るのが辛かったです。
もっと一緒にいてあげたかったです。
祖母自身、人生の終わりが近いことを感じていたんだと思います。
ああいう病院って嫌だな。
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