日本の教育は、これでよいのかな

2009/04/21(火)18:41

説明文(理論文)を書く指導(1)

・・・説明文を書く(17)

 前回、2回にわたって、 「書きたい時に、書ける力を着けるのは、義務教育で」 について書きました。 そこでは、とにかく、 日記などを書くことを続ける事 の大切さを記してきました。 これには、賛同のコメントをたくさん、戴きました。 ありがとう御座いました。 そのようにして書くと書く力は着きますが、 理論的な文章(説明的文章)を書くとなると、はて? となってしまいます。 これは、子供を見ていてそう言えるのでした。 そこで、僕等の研究会では、これをどうしたら良いか研究をしてきました。そこで気づいたのが以下の事です。 1 説明文(理論文)とはどういうものか、どういう構造になっているか   を、 子供に発見させ授業をする。 2 その上で、それでは、どのように書いたらよいか、それを考えさせる。 3 実際に書いてみる。 と言う事でした。 今回は、1について、述べます。 ご感想・ご意見をお寄せいただければうれしいです。         ・・・・・・・・・・・・ 説明文(理論文)とはどういうものか、どういう構造になっているか  1年生から、理論的な文章(説明的文章)は、教科書で学んでいます。 ですから或る作品を例にして、 説明文には、次の事柄が含まれている、 次のような構造になっているものが多い を学習できるといいと思います。 実際、1年生の理論的な文章(説明的文章)でも、分析をすると次の事柄が含まれています。 1 筆者の主張(伝えたい事) 2 主張(伝えたい事)を分かってもらうための理由付けとその資料や事実の提示 3 再度、主張の提示 これらのことが、子供と確認できるといいと思います。 今まで、この説明文を書かせる指導は、手薄になっていました。 説明文の読解の読解の指導と関連させてすると、効果的です。下記で、その重要性を訴えています。  小論文が書けるようになるまでその1    小論文が書けるようになるまでその2      小論文が書けるようになるまでその3    小論文(いちおうまとめ)        ・・・・・・・・・・・ * あなたのクリックが、ランクをグーンと上げます。上がるると、多くの方に読んでいただけます。よろしかったら、下の2つのマークのクリックを。一日1クリック有効です。。 人気blogランキングへ     ・・・・・・・・・・・ 上記の考えで研究し、まとめてきたのが、下記の本です。 『小学生の作文教育』(明治図書)1・2・3・/4・5・6年 (読売教育賞賞外優秀賞 受賞) 波多野完治さんから、「新しい作文教育の提案です」と言うコトバを戴きました。   残念ですが、絶版です。しかし、アマゾンの古書で売られています。 * 次のサイトで、大変重要な教育問題を取り上げています。コメントがたくさん寄せられ、皆さんの関心の高さを示しています。一度、ご訪問される事をお薦めいたします。 冬の花 ― 正義について 2

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