日本の教育は、これでよいのかな

2008/06/06(金)07:03

『やまなし』・子どもの発言・疑問の全てが授業の財産

読解力(22)

いじめ・非行などは、ちゃんとした授業が出来ていれば、 殆どなくなると思います。 このような事が、起こっていることは、 授業をちゃんとしなさいと言う警告と見てよいと思います。 さて、『やまなし』の授業について書いて来ましたら、 16人の方から貴重なご感想・ご意見などを戴きました。 これらのコメントは、すべて、(『やまなし』の)授業をするための財産として、 考えて、それまとめてみたいと思います。 (これは、元・教師の仕切り癖でもあるのですが、 まあ、提案とでもみてくださいね。) 実際に授業をしたphoenix622先生 は、 この授業をしたら、 子どもたちが、賢治の他の作品を読むようになったと書かれています。 これは、授業が子どもにとって、面白かったからでしょうね。 phoenix622さん は、子どもの内言を大切にした授業をされていますから、 このように扱いにくい作品でも、 子どもと教師の力で、 賢治の世界に入っていかせる事が出来るのでしょうね。 にかとま先生は、これで授業をしたことは無いが、 作曲をしたのとことです。 ずいぶん、ほれ込んでいるのですね。先生のブログは、http://www.ne.jp/asahi/nikatoma/music/sound/yamanasi.htm(2007.02.26 21:55:46)です。 KUMA0504さんは授業を受けたが、面白かった ちいちゃんさんはとても楽しい作品 みえこさんは、リズムがあり、面白い エスンストさんは、想像力を活発にして読める作品 tea*roseさんは、 子どもたちが、分かりきれない所に想像力をはたらかせる作品 などと、この作品についての積極面を書かれています。 次に、この作品を扱っていく時に留意すべき事も 寄せられました。 カニの床屋さんさんは、国語科が(このような作品の授業)で嫌いになった。 と、書かれています。 まるちゃんさんは、この作品だけは、苦手と言われています。 図書館で借りては、戻してしまっている。 と言うのです。 この方は、お子さんに本を読ませる・読み聞かせの工夫をかなりしていて、 その記録をブログに書かれています。 この間の幼稚園での読み聞かせの報告も書かれています幼稚園の読み聞かせhttp://plaza.rakuten.co.jp/suzumebachi/diary/200702230000/ これは、豆が出てくる作品なので、 何種類かの豆を幼稚園の持っていって、 それを見せ、触らせてその作品の読み聞かせに入っていった というご報告も入っていました。 そう言えば、この『やまなし』も、そのやまなしが、どういうものか 分からない子が全国は、殆どでしょうね。 できれば、実際、見て・味わって・・・・・など 五感を通して、分かるといいのですが、そこまではできない場合は、 資料で知り合う必要がありますね。 このような指導が行われれば、子どもは、分かるので、 この作品に興味を持つようになるのですね。 このようなことが教育の基本ですが、実際、教科書では、 それが、不十分です。 そこで、下記のような資料を作成しまた。 この『やまなし』の授業研究にについて『表現よみ』の6年生に入れるため、 僕等も、やまなしのことは、知らなかったので、調べて見ました。 赤城山の中腹に『山梨』と表示されている木があるとうので、 5月に、そこに行って「山梨」の花の写真を撮ってきました。 秋に行って、実を撮ってきました。 しかし、それは、「山りんご」でした。 そこで、本などから、上の画像の入った資料を作成しました。 このようなことをはっきりさせないと、 子どもは、苦手になったり、嫌いになったりしてしがちですね。 それから、誰が話しているか、これも 作品を読んでいく上では、最低の事ですよね。 その事を作品の読みでは、注意して授業をして行きたいですね。 バレー少年団の指導者のリエさん0037さん 、 大人の作品を大変読み見込んでいるKUMA0504さん、 健康教育のプロのみえこ55さん、 子どもに毎晩読み聞かせをしているしっかかもっかかさん、 文章指導家のかなにゃん3728さん 等が、書かれています。 あと、賢治などの作品のライブラリーをヒカリさんがご紹介して下さっています。 ボンチョさんは、『表現よみ』6年生を購入されたとご報告されています。 実際、耳で、この読みを聞いてみると、よいでしょうね。 tea*roseさんは 、「耳から入ると、その美しさをもっと味わえるのですね」 と、とお書きになっています。 賢治の作品は、丁寧に読解し、 表現よみでまとめるのにふさわしい作品ですね。 五感を使ったコトバが豊富で、 それは、声に出すと、良く分かり、情感に訴えるからですね。 次回は、『ごんぎつね』のごんは、何歳ぐらいか? について、考えます。 多くの方にお読み戴きたいので、 ブログランキングに参加しています。 賛同される方は、下の2つのマークのクリックをして戴ければ、 うれしいです。 1日1クリック、有効です。 人気blogランキングへ せせらぎに沿う畦道や草萌ゆる。 トンネルを抜けて山里草青む。 初詣平和祈りて鈴を振る http://pareo94.ddo.jp/mikiko/ 奥の細道      下記の本は、研究会がまとめたものです。 絵をクリックしますと、本の概略が分かります。そして、楽天での購入の仕方も分かります。 尚、本書は、1~6年まで、各学年あります。 * 実は、25・26・27・28日、 尾瀬・岩倉にスキーに行ってきましたので、 更新できず、皆様のところにも訪問できませんでした。 コメントへの返信は、本日のまとめで、 させていただいたものとさせてください。

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